ハイスクールD×D 黒龍伝説 X
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あるかい?」
要る物か。とりあえずは
「駒王での悪魔稼業の許可を貰えますか?あとは、接触しやすいように学園の方に在籍させて頂ければそれだけで十分です」
「それだけで良いのかい?」
「金銭は十分持ち歩いていますし、悪魔稼業で稼ぐのも簡単ですので。とある方面で指名数1位ですので」
「とある方面?」
「美容方面ですね。ニキビとかそばかすの除去とか。特に余分な脂肪を取り除いたり場所を移したりとかできる唯一の悪魔ですので」
その瞬間、女性陣の目がぎらつく。うむ、向こうと全く同じ反応だな。
「ちなみに聞きたいんだけど、良いかしら?」
グレモリーさんが代表で尋ねてきた。
「対価はどれぐらいなのかしら?」
「美容関係フルコースで週1の4〜6回の施術で、5万円程度。守秘義務からオレ自身にギアスをかけますので個人情報の秘匿も完璧です。注意事項としては他人への脂肪の受け渡しは拒絶反応が怖いのでやっていません。あくまでも自分の体で場所を移し替えるだけですから、女性にこう言ってはなんですが、多少は太ってないとどうにも出来ないんです。というか、太っている方が調整しやすいですね。余分な分は除去できるんで」
それを聞いて塔城さんがショックを受けてorz状態になる。希望が見えたと思ったらそれが幻想だと知らされたのだからな。向こうでもそうだったが、問題はすでに解決している。
「塔城さん、安心するといい。向こうでは既に解決済みだ。体質を変化させることも可能だ」
「本当ですか!?」
「オレに出来ないことは少ない。ついでにオレの力の一端も見せておこう」
持っていた葉巻を咥えて火をつけて煙を飲み込む。同時にオレの封印が解かれて肌に呪紋が浮かび上がる。それを見て全員が一歩下がる。
「その姿は一体?」
「オレには禁手化以外にもう一つリミッターが存在します。それを解放したのがこの姿、正確に言えば毒と呪の天龍ヴリトラの力を解放した姿です」
「ヴリトラが天龍?ではそちらの世界には、赤龍帝と白龍皇、ドライグとアルビオンはいないのかい?」
サーゼクス・ルシファー様の質問に答える。
「いえ、二頭ともいます。ですが、2年前にオレが天龍の名を奪取しました。天に佇むは赤でも白でもなく黒紫。次世代はわかりませんけどね」
オレの答えに驚いているようだが、周囲に認めさせるのは大変だった。イッセーもヴァーリもドライグもアルビオンもオレの方が上だと認めていても、それを周知させる舞台を用意できなかったのだ。2年前にようやくその舞台が整い、晴れて天龍の名を奪取したのだ。
おっと、とりあえずいつまでも呪紋を展開するわけにはいかないな。塔城さんの方へと近づく。
「とりあえず呪で体質を変化させるんで右
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