ハイスクールD×D 黒龍伝説 X
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すなんて。飼いドラゴンって言っていたけど誰かの眷属なのかしら?」
「一応は。まあオレに関しては上のほうの人たちが集まってからってことで。そちらとこっちの情報に差がありすぎますし、おそらく信じられないことのほうが多いでしょうから」
それだけを説明して大人しくしておく。後片付けが終わってから結界が解かれて、生徒会のメンバーが姿を表す。生徒会のみんなは記憶とほとんど同じだが、この世界のオレだけはかなり異なる歴史を歩んできたみたいだな。これは、詳細は隠したほうがいいな。さらにしばらく待っているとルシファー様とグレイフィアさん、そしてレヴィアタン様がやってくる。うむ、あの格好から察するに今のところはオレが特殊な世界なようだ。念のために懐から解呪用の葉巻を取り出して持っておく。
「ふむ、君がリアス達の言う、エクスカリバーが統合されると同時に少しだけ割れた次元の狭間から現れたドラゴンかい?」
「ええ、そうです。サーゼクス・ルシファー様。手っ取り早く説明するなら、自分は平行世界の未来から事故でやってきた者です」
「平行世界の未来から?何か証拠はあるかい?」
「はい。少なくともオレの中にある悪魔の駒を少しだけでも調べてもらえれば平行世界からやってきたということだけは証明できるはずです」
「少しだけということは感知だけで、何?これは」
サーゼクス・ルシファー様は話しながらも軽く悪魔の駒の魔力を感じた疑問からセラフォルー様を見やる。
「えっ、何々?って、えっ?あれ?」
セラフォルー様も感じ取ったのか悪魔の駒のケースを取り出して中身を確認している。そこには変異の騎士が収まっている。
「本当に、平行世界から来たようだね。それもセラフォルーの騎士だとは。それにもう一人、これは、ソーナ嬢か」
その言葉にこの場にいる全員の視線がオレと、この世界のオレに集まる。
「さて、自己紹介をしよう。オレは匙元士郎、こっちとは大分違う人生を歩んでるがな」
「オ、オレーー!?」
「「「「「「嘘っ!?」」」」」」
まあ、驚くのも仕方ない。容姿は大分変わっているし、なにより貫禄や覇気からして違うからな。
「ちなみに25歳妻子持ちの上級悪魔だ」
「7年で匙がここまでになるのかよ!?」
イッセーが驚いているがどうだろうな。
「たぶん、無理だな。さっきも言ったがこっちのオレはかなり違う人生を歩んできているみたいだからな。ちなみにオレの方の世界でもこの事件は起きた。で、解決したのは人間のオレだ。この時点で転生悪魔になっているこっちのオレとじゃあ力の差は歴然だな」
「人間がコカビエルを倒したと?」
サーゼクス・ルシファー様が尋ねてくるので首を縦にふる。
「エクスカリバーも使いましたけど、
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