Another28 ナノモン
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、ありがとう…」
赤い紋章は光に包まれ、タグに吸い込まれた。
大輔「これで全員の紋章が揃ったわけか…」
ナノモン[さて…君達に話がしたい。聞いてくれないか?]
アインス「勿論だ。皆もそれで構わないな」
アインスが問うと、太一達が頷いた。
ナノモンもそれを確認すると、口を開こうとした瞬間。
豪快な音が安堵の溜め息で漏れた子供達を硬直させた。
エテモン[やーっぱり、あんたの差し金ねえ!!ナノモン!!]
現われたのはエテモンだった。
選ばれし子供達は身構える。
ナノモン[ほう?到着が早いな]
エテモン[あーんだけ、分かりやすいくらいにすれ違い続けたら、いくらアチキでも気付くわよっ!!馬っ鹿にすんじゃないわよ、こんのスクラップ!!しかもいつの間にか元通りになってるし!!]
ナノモン[ふん、私がスクラップなら貴様は粗大ゴミだ。ある日、私は意識を取り戻し、貴様に気付かれぬように少しずつ自分の身体を修復していたのだ。それより貴様、今まで貴様が壊したトレーラーと電子機器の修理代をまだ払ってもらっていないぞ!!あれだけでかい口を叩いておきながら客は殆どいない、そしてその八つ当たりで機器を破壊。おまけに私まで破壊しおって。今までの迷惑代を含めて、1000万デジドル払ってもらおうか!!]
エテモン[何よ、その出鱈目な額は!!?もう少し安くしなさいよ!!大体、あんたの態度が悪いからスクラップにされたんでしょ!!?機器にしても壊れないくらい頑丈なの造ればいいだけでしょうが!!誠意ってのを見せなさいよ!!]
エテモンにとってあまりにも出鱈目すぎる額にエテモンが逆ギレ。
光子郎「…最低だ。」
逆ギレするエテモンに呟く光子郎。
エテモン[とにかく!!もう逃げ場はないわよナノモン!!もう一度あんたをスクラップにしてくれるわ!!]
ナノモン[ふん、戦闘力だけの猿の分際で!!貴様ごときに遅れを取るほど落ちぶれてはおらん!!それに元々このピラミッドは私の物だ。このような非常事態に備えた仕掛けの1つや2つくらい用意しているわ!!]
エテモン[何ですって!!?]
カチ。
パカッ☆
全員【え…?う、うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!?】
ナノモンが台座のスイッチを押した瞬間、ナノモンを含めた大輔達、ブイモン達がいきなり開いた床穴に落ちたのであった。
エテモン[え?ええええええ!!?]
予想外すぎる展開に流石のエテモンもついて行けなかったらしく、穴を見つめたまま、しばらく立ち尽くしていた。
ピラミ
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