海合宿!!
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露天風呂にて・・・
「ううっ・・・頭痛い・・・」
俺は脱衣場で服を脱ぎ、痛む頭を押さえながら風呂へと向かう。結局一升瓶の大半を飲まされる始末となった俺。結構ウェンディがこぼしてくれたからよかったけど、そのまま飲まされたら死んでたかもな。
「お前大丈夫か?」
「グレイさんこそ」
グレイさんが俺を心配するけどグレイさんも中々に危険な上体だったような気がする。
「あいつらに酒を飲ませるとこうなるのか・・・」
「カナならこんなことにはならないのにな」
ジェットさんとドロイさんもエルザさんにさんざん痛め付けられたのでかなり疲労していた。カナさんってお酒強いんだな、改めてそれを実感しました。
「なぁ、あれをやらねぇか?」
「賛成だな」
ナツさんとグレイさんが何やら悪い顔をして話している。あれ?
「あれってなんですか?」
「温泉のお約束に決まってんだろ!!」
2人はそう言うとドロイさんを踏み台にして女湯の壁に背中をつける。
「あいつら、さんざんなめたまねしてくれたよな?」
「見せてもらうぜ、スッポンポン」
「まぁ、温泉来たらお約束って奴だよな」
「グレイは昼間フルチンだったけどね」
「そんなことより腹へった・・・」
ナツさん、ジェットさん、グレイさん、ハッピー、ドロイさんの順でそう言う。
「皆さん、言っておきますけど・・・」
「「「「「?」」」」」
俺は温泉に使ったまま皆さんに笑顔で、
「ウェンディの裸を見たら本気で殺しますからね?」
「「「「「お、おう・・・」」」」」
まぁナツさんはルーシィさん、グレイさんはジュビアさん、ジェットさんとドロイさんはレビィさん、ハッピーはシャルルって感じだろうし、ウェンディの裸を覗かれることはないと思うけど・・・一応ね、一応。
「では・・・」
「さっそく・・・」
ナツさんたちは壁に顔をつけて中を覗く。
『何奴!?』
すると、女湯からエルザさんの声が聞こえたのと同時に、ナツさんたちが額を押さえる。
「ぬぅぅぅ・・・死ぬかと思ったぁ・・・」
「付き合うんじゃなかったぜ・・・」
「ノリノリだったじゃねぇかお前ら」
どうやらエルザさんの攻撃でおでこをやられたらしい。なんかやられてばかりですね。
「おおおおおおお・・・」
「ねぇ?なんでそんなとこに刺さってるの?」
なぜかドロイさんはお尻にエルザさんの攻撃が刺さったらしい。一体どんな覗き方をしてたのかな?
「まぁ、仕返しは修行が終わってからやればいいじゃないですか」
「だな」
「そうしておくか」
俺の言葉にグレイさんとジェットさんが
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