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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
海合宿!!
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と、氷の海に亀裂が入り始め、凍っていた海が宙に舞った。

「「「「「「「「「「きゃぁぁぁぁ!!」」」」」」」」」」

ナツさんが破壊したであろう氷の海が空からビーチに落ちていく。

「ひぃぃぃ!!」
「潰されちゃう!!」

その氷は当然俺たちの方にも落ちてくるわけで、ウェンディたちは自分たちに迫る巨大な氷に恐怖していた。

「水竜の・・・咆哮!!」

俺たちに向かってきた氷を俺がブレスで払いのける。他の場所では、エルザさんたちも一緒になって氷を破壊していた。

「私も行きます!!天竜の・・・咆哮!!」

ウェンディが皆さんが氷を壊しているのを見て自分の参戦する。ウェンディのブレスで巨大な氷は見事に破壊される。

「やったー!!」
「ナイスウェンディ!!」

ハイタッチする俺とウェンディ。その後も攻撃を続け、最後はナツさんが一番大きな氷を粉々に粉砕して幕を閉じた。粉々になった氷が雨と同じ役割を果たしたのかはわからないが、空には1本の虹がかかっていた。

「いやぁー暴れた暴れた!!」
「いい運動になりました」
「なんだか楽しくなってきちゃいました」
「初日のウォーミングアップとしちゃあこんなもんだろ」

俺たちはビーチに上がってそれぞれ感想を述べる。実はいい修行になったような気もするし、ビーチも守れたし、一石二鳥ですね。

「ていうかグレイまだフルチン!!」
「羞恥心と言うものはないわけ?」
「逆に尊敬しちゃうよ〜」

ハッピーとシャルル、セシリーが海パンすら脱ぎ捨ててしまったグレイさんにそう言う。ウェンディはグレイさんの裸体を見て顔を赤らめながら手で顔を覆っていた。エルザさんは何も気にすることなくガン見ですけどね。

「グレイ様ったら男らしい!!」

ジュビアさんは全裸にもかかわらずまったく動じないグレイさんを見てそう言う。てかジュビアさんはまだ服着てたんですね。着替えないのかな?




























その日の午後・・・

「えっと・・・」
「う〜ん・・・」
「「これ、何て読むんだろ・・・」」

俺とウェンディはポーリュシカさんからもらった魔法書に目を通しているのだが、見たこともない文字もあり苦戦している。
ちなみに、今日は遊ぶ予定だったがナツさんとグレイさんが「他のグループは修行しているに決まってる!!」と言い出し、午後からはみんなそれぞれの魔力を高めるために修行することにした。

「2人とも、これ使う?」

そんな俺たちの元にレビィさんがやって来る。レビィさんが俺たちに手渡したのは『風詠みの眼鏡』

「これを使えば、魔法書も辞書もすぐに読めるから便利だよ」

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