海合宿!!
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ギルドにて・・・
「みんな!!準備はいいか!!」
「「「「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」」」」」
エルザさんの掛け声に返事をする俺たち、
「では、出発だぁ!!」
「「「「「「「「「「イヤッホー!!」」」」」」」」」」
ギルドの扉を勢いよく開けて飛び出す。
「まず何する?」
「そりゃあ当然泳ぐ!!」
「あいさー!!」
ルーシィさん、ナツさん、ハッピーがワクワクしながら目的地についてからの予定を話している。
「私温泉入りたいなぁ」
「悪くないな」
「温泉!!」
レビィさん、エルザさん、ジュビアさんも今日から泊まる宿のことで頭がいっぱいみたい。
「うまいものは」
「俺らがチェック済みだ」
「お!用意いいな」
ドロイさん、ジェットさん、グレイさんがそう言う。
「皆さん楽しそうだね、シリル」
「俺もすげぇ楽しみだよ!!ウェンディ」
俺とウェンディもこれからのことを考えると楽しみでしょうがない。
「みんな、ちゃんと目的わかってるのかしら?」
「まぁ少しくらいならいいんじゃない〜?」
シャルルも口ではそう言うが、内心は楽しみでたまらないのだと手に持っている荷物を見て俺は思う。
「?」
俺たちがワイワイガヤガヤ歩いていると、ウェンディが立ち止まって振り返る。
「ウェンディ?」
「何?」
「どうしたの〜?」
俺たちはウェンディが忘れ物でもしたのかと思い声をかける。
「ねぇ、何か感じなかった?」
「いや?」
「私は何にも」
「感じなかったよ〜?」
「気のせいかな?」
ウェンディは後ろから何かを感じたらしいけど、俺たちはそんなことには全く気づかなかった。気のせいだと思うけどなぁ。
「どうしたの!?」
「あ!!すみません!!」
「今行きます!!」
ルーシィさんたちが立ち止まっていた俺たちに気づいて待ってくれていたようだ。ウェンディが何に気づいたかはさておき、俺たちは皆さんの元に駆けていき、目的の場所へと向かった。
今から3ヶ月後に開催されるフィオーレーの魔導士ギルドを決める一大イベント、『大魔闘演舞』!!。
それは魔法を使った様々な競技で『魔』競い合う祭り。俺たちがいない7年間でフィオーレ最弱のギルドになってしまった我らが妖精の尻尾を再びフィオーレ最強のギルドにするために俺たちは大魔闘演舞へと参加することになった。
だけど、7年間のブランクがある俺たち天狼組はこの時代での戦いについていけない可能性を突きつけられた。なので、その7年の差を埋めるために俺たちは、
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