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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
そして俺たちは頂上を目指す
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能かのぅ・・・」
「そうだ!!そうなんだよ!!」

マスターが顎に手を当てて悩ましげに言い、マカオさんがそれに乗っかる。

「優勝したら、ギルドに賞金3000万J(ジュエル)入るんだぜ?」
「出る!!」
「マスター!!」

ロメオに賞金が出ることを言われたマスターは手のひらを返して参加に賛成することとなった。

「無理だよ!!天馬やラミア」
「敵は剣咬の虎(セイバートゥース)だけじゃないんだ!!」
「ちなみに、過去の祭りじゃ俺たちずっと最下位だぜ?」
「威張んなよ」

ジェットさんたちはなおも出ることに難色を示している。うちはずっと最下位だったからフィオーレー弱いギルドなのか。

「そんなもん!!全部蹴散らしてくれるわい!!」
剣咬の虎(セイバートゥース)か、燃えてきたぞ!!」
「やかましい」

マスターはシャドーボクシングを始め気合いを入れ、ナツさんは文字通り燃えている。

「その大会いつやるんだよ?」
「3か月後だよ」
「十分だ。それまでに鍛え直して妖精の尻尾(フェアリーテイル)をもう一度フィオーレーのギルドにしてやる!!」

ナツさんは拳と手のひらをぶつけてそう言う。

「いいねぇ」
「うん!!みんなの力を1つにすれば・・・」
「出来ないことはない」

グレイさんたちも妖精の尻尾(フェアリーテイル)をフィオーレーのギルドにするために気合い十分だ、

「グランディーネからもらった魔法、それまでに覚えないと!!」
「俺も魔水晶(ラクリマ)の使い方と新しい魔法を確実に覚えるぞ!!」

ウェンディと俺はさっきボーリュシカさんからもらった魔法書を見てそう言う。

「祭りだよ!!シャルル!!セシリー!!」
「このギルドは年中そうでしょ?」
「でもでもすごく楽しみだよ〜!!」

ハッピーとセシリーは踊り、シャルルは一人冷静にそう言う。

「漢!!祭りといえば漢だぁ!!」
「ギルダーツの願い、案外すぐに達成できそうじゃない?」

エルフマンさんとカナさんがそう言う。

「マジかよ・・・」
「本気で出るのか?」
「いいじゃん、出てみれば」
「や・・・やめといた方が・・・」

それでもドロイさんたちはあくまで参加に賛成しようとしない。

「ナツが考えてるようなバトル祭りとはちょっと違うのよ」
「え?違うの?」

ビスカさんに言われてナツさんは心底驚いている。

「地獄さ」

ウォーレンさんは腕を組み一言だけ言う。でも、逆にその方がなんか燃えてきますよ!!

「出ると決めたからにはとやかく言っても仕方あるまい!!目指せ3000・・・目指せフィオーレー!!チーム妖精の尻尾(フェアリーテイル)、大魔闘演舞に参戦じゃ!!」
「「
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