そして俺たちは頂上を目指す
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たらだけに話しておくよ」
ポーリュシカさんには何か秘密があるのかな?もしかしてグランディーネと何か関わりがあるのかも・・・
「私はあんたが探しているグランディーネじゃない。正真正銘人間だよ」
「あっ・・・」
ポーリュシカさんに否定されたウェンディは涙目になっていた。でも、だったらなんで匂いや声が一緒なんだろう?
「でも人間嫌いって」
「んんん!!人間が人間嫌いで文句あんのかい!?」
「いいえ!!」
ポーリュシカさんに怒鳴られたナツさんはビビってそう言う。ナツさんをビビらせるなんてただ者じゃないですね。
「悪いけどドラゴンの居場所は知らない。私とドラゴンとは直接には何の関係もないんだ」
ポーリュシカさんはそう言う。“直接”には?
「じゃああなたは一体・・・」
「こことは違うもう1つの世界、エドラスのことは知ってるね?あんたらもエドラスでの自分に会ったと聞いてるよ」
ボーリュシカさんの言わんとすることが何となくだが分かったかも知れない。
「エドラスって・・・」
「まさか・・・」
「え?何?」
「ウソ・・・」
「?」
「へ?」
グレイさんとルーシィさん、シャルルも俺同様に気づいたみたいだ。ナツさんとハッピーとセシリーはイマイチわかってないみたいだけど。
「アースランドの人間から見た言い方をすれば、私はエドラスのグランディーネということになる。何十年も前にこっちの世界に迷い込んだんだ」
ポーリュシカさんらは淡々と俺たちにそう告げる。
「「「「「「「「どひゃぁーーー!!!!」」」」」」」」
ポーリュシカさんの言葉に俺たちは驚きの声を上げた。
「エドグランディーネ!?」
「向こうでは人間なんだ!!」
「びっくり〜!!」
シャルル、ハッピー、セシリーかエドラスのグランディーネが人間だと知りびっくりしていた。
「・・・」
ウェンディはエドラスの人とは言え、グランディーネに会えたのが嬉しいのか、ただじっとポーリュシカさんを見つめていた。
「ひょんなことからマカロフに助けられてねぇ。私、すっかりアースランドが気に入っちゃったもんだから、エドラスに帰れるチャンスは何度かあったんだけど私は、ここに残ることにした」
「もしかしてイグニールやヴァッサボーネ、メタリカーナも向こうじゃ人間なのか!?つーかこっちにいるのか!?」
ナツさんは自分の親がエドラスではどんななのか気になってそう質問する。
「イグニールってのとメタリカーナってのは知らないよ。会ったこともない。けど、ヴァッサボーネはこっちの世界に来ているよ」
「!!」
俺はそれを聞いて驚く。エドラスのヴァッサボーネがこっちに来ている?
「どこにいるんですか!?」
「
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