魔犬騒動1
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千明と直哉は、学校の帰り道で、同じ学校に通う。生徒籐山君と出会う。
「あ、あれはかわいい直哉君もおいでよ」
「お、役に柊じゃん、どうした?」
「この子達かわいいね、籐山君」
「だろ俺の夢は、ドッグブリーダーになる事だ、オイ役、柊が気絶してるぞ」
「え、きゃああああ。直哉君」
直哉の周りには子犬たちが直哉を囲むように直哉の周囲にいた。
「あちゃあ、そう言えば、直哉君犬アレルギーだったの忘れてたわ」
「おい役柊のやつ大丈夫なのか?」
「大丈夫よ、ただ気絶してるだけだし」
「そうか、柊のやつ犬アレルギーなのか?」
「うん幼稚園の頃ね私を助けようとして、野犬に噛まれてねそれが原因で、直哉君とは、離ればなれに、なったんだ」
「そうだったのか」
「ところで、役は、柊に好意とかあるのか?」
「え、籐山君いきなりなに言うの?」
「いやあ実はさ、役は男子の中で、よく話題になるんだけど、特定の男がいるのでは、と言う噂が広まっててさ」
「ええーーそんな事広まってるの?」
千明は驚いていた。自分の知らないところで、そんな事になっていたことに。
「は、だからなのかな?直哉君が言った私生活のサポートを、極力しないと言ってくれた理由なのかな?」
「で、本当のところは、どうなんだ?」
「えーとそれは・・」
「お、こんな所にいたか、千明ばあさんが呼んでるぞ」
え、サキ祖母ちゃんが?、籐山君ごめん続きはまたこんどね」
「ああ」
千明たちが帰った後、籐山も帰ったのだが、その帰り道の途中で、子犬が加えた憑依の実が籐山の欲望に反応し、とり憑かれたが、憑依獣には今だ孵化はしてない状態だった。
そして翌日、千明は籐山の様子がおかしいのに気付き彼のプレハブ小屋に行くと、籐山は、憑依獣となり、子犬たちを取り込んでいた。
そのころ、千明の自宅にカルマノ使徒による襲撃が行われていた。
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