九校戦編〈下〉
九校戦九日目(7)×無頭竜幹部&ジェネレーター捕獲からのガサ入れ
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の概念にも穴が開く。視界は先程よりも良好となって鮮明に見えた室内は、発動中の魔法を強制的に破られてショックを受けたジェネレーター。
「幸典、そろそろ始まるようなので準備は出来てますね」
「ああもちろんだ。俺もだが海斗や大地らも取り押さえるのを手伝ってくれ」
「それに普通なら魔法が破られたからと言って、魔法師にあそこまでダメージが返る事はないわよね。自分の意志で魔法を中断・中止出来ない為の弊害なのかもしれないけど、観測事象を冷静に分析する一真さんの攻撃意志というより殺意はとても強いわよ」
「一人のジェネレーターが生み出した五人の幹部を覆い守る領域干渉とは別に、三体のジェネレーターが自分を守る領域干渉のフィールドを識別しているみたいだけど。一真さんからしてみれば、引き金を引いた事で外壁の消滅によるダメージを受けたジェネレーターの『領域干渉フィールド』と『エイドス・スキン』と『肉体』の情報を読み取る事で無効化が発動したわね」
大型輸送車内にいた海斗、幸典、ミーガン、ステラの順で言っていたが大地は俺らが見ていた映像を見ていた。三つの情報を読み取ってから、発動する力は三工程で行われていた。標的の肉体を守っていた領域干渉と情報強化を無効化させてから、標的の肉体を転移魔法陣に包まれて消し去った。
転移先で待っていた幸典らは、魔法陣で羽交い絞めになっていたジェネレーターを機能停止に追い込む事で完全に停止をさせてから動かないように拘束をした。一体目の機能停止完了と言う報告を聞いた俺と響子は、三つの力を三工程で発動した力によって魔法力で守られているはずの魔法師の肉体をも、消滅と無効化によって消し去ったと見えた。
「相変わらず『滅』と『無効化』は凄いですわね一真さん」
「まあな。この力は俺しか使えない神の力だから、いくら魔法を技術化出来たとしても俺の力を技術化するのは不可能だろうよ。さてと狩りする前に最後の審判という声でも聞こうかね」
響子が発した事で、改めて『滅』と『無効化』が凄い事だと漏らしていた。そして待機状態となっていた通信機を情報端末の音声通信を立ち上げたのだった。中継器のハッキングにより、専用回線の認証システムは意味を失ってしまった。
「Hello.No Head Dragon 東日本総支部の諸君」
俺は声音を自然な口調で話し掛けた。こうして幹部らが電話を取った事で、戸惑いを隠せぬ顔で同僚へと振り返る。時間を遡ったので、今の現状を把握出来るがこの回線は幹部同士の通信用であり、本部との通信用の専用回線として使われていたからだ。
支部長、それか総支部評議員クラスの幹部で無ければ組織の構成員であっても使用不可である。存在も知らない通話回線状態となったので、無頭竜には十代から二十代の幹部はいない。
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