懐かしい?
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!」
「世辞なんかいらねぇよ、ウェンディ、シリル」
ウェンディと俺がマックスさんにそう言うと満更でもない様子。よく考えればコブラ戦である程度力がついてるのはわかってたけど、まさかここまでだったのは。
「だけど、そのくらいの力があったらオーガに好き勝手やられることもなかったんじゃない?」
「オーガはもっと強いってこと〜?」
シャルルとセシリーがさっきのマックスさんの強さを見てそう考えたらしい。
「そうかもしれねぇが」
「金が絡んでたからなぁ」
「力で解決する訳にはいかんでしょ」
ビジターさん、ウォーレンさん、ナブさんがそう答える。
「マスターたちはやっちゃったけどね(汗)」
「だな」
ルーシィさんとマックスさんは黄昏の鬼に借金のことで話し合いにいった際、結局相手をボコボコにしてしまったマカロフさんたちのことを思い出していた。
「しかし、こいつは思ったより深刻な問題だぞ?」
いつの間にか近くの崖の上に座っているグレイさんがそう言う。
「どういうこと?」
「元々化け物みてーなギルダーツやラクサスはともかく、俺たちの力はこの時代についていけてねぇ」
グレイさんはさっきの戦いで苦戦するナツさんを見ての感想を述べる。
「確かに・・・ナツでさえ、あのマックスに苦戦するんだもんね」
「あのマックスさんに」
「これはまずいですよね」
「さっきのは本当に世辞だったのか・・・」
ルーシィさん、ウェンディ、俺がそう言うとマックスさんは悲しそうにそう言った。ごめんなさい・・・でも、事実だと思うので・・・
「なんか、一気に魔力を上げられる方法はないかなぁ?」
「そんなのあるの〜?」
ハッピーとセシリーも力不足を解消するために何か作戦を考えている。
「やっぱり・・・あそこか?」
「だな」
「そうね」
しばらく考えると、ナツさんたちが何かを思い付いたらしい。
「よし!!行くぞ!!シリル!!ウェンディ!!」
「あの・・・」
「どこに行くんですか?」
いきなり歩き出そうとしたナツさんにウェンディと俺はたずねる。
「まぁ、ついてきてみればわかるよ」
「「?」」
グレイさんがそう言うので、俺たちはよくわからないながらもついていってみることにした。
森の中のある家の前にて・・・
「・・・」
「「「じー」」」
俺たちがグレイさんたちに言われるがままに付いてきたのは、桜髪が特徴のおばあさんの家だった。おばあさんはグレイさんたちがノックしたので家の前に来てくれたのだが、何も言わずにこちらをじっと見ている
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