懐かしい?
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う言う。ちなみに、ナツさんに怒声をあげられたのはというと・・・
「Zzzzz」
岩に座り、鼻提灯を膨らませて眠っているハッピーだった。
「おい!!ハッピー!!」
ナツさんが叫ぶとハッピーの鼻提灯が割れて目を覚ます。
「うわ!!魚!?なんだナツか・・・」
「なんだじゃねぇだろ!!」
寝ぼけているハッピーに怒りを露にするナツさん。
「何怒ってるのさ?ああ、それにしても夢とはいえ魚ってあんなに食べられるもんなんだなぁ。オイラびっくりZzzzz」
ハッピーは再び目を閉じて眠ろうとする。
「コラァ!!」
「だから何さぁ!!」
ナツさんが眠っているハッピーに怒鳴る。ハッピーは眠りを邪魔されたので不機嫌そうにそう言う。
「お前は俺の相棒だろ?」
「そうです」
「んで、俺は今裏庭の掃除をしてるわけだ。こうやって」
ナツさんは箒で地面を掃きながらそう言う。
「それはそうでしょ!!当番だもん」
「俺が当番ならなんでお前は手伝わないんだよ!!おかしいだろ!!」
今日はナツさんがギルドの裏庭の掃除当番なんだけど、ハッピーがそれを手伝わないのが不満らしい。
「すっごい低次元」
「いつもことだけどね」
「だよね〜」
「「ハハハハッ・・・」」
それを見ている俺たちは呆れながら2人のやり取りを見ている。
「それとこれとは別だよ。今日はオイラの当番じゃないんだから」
「お前!!いつからそんなに冷たくなったんだハッピー!!」
「冷たくないよー」
腕を組みながらそう言うハッピーと箒を片手に食いかかるナツさん。
「ほ〜ら!!今日はいい天気でしょ?お日様がポカポカしてー」
ハッピーは頭の後ろに手を回し青空を見上げる。本当にいい天気だよね、さっきまでは平和だったし。
「何をしょうもないことで揉めてんだよ。掃除くらいブーブー言わねぇでやれっつうの」
ナツさんたちの元にグレイさんがやってきてそう言う。なんかいつもの展開のような気が・・・
「なんだとグレイ!!俺は掃除が嫌だってんじゃねぇ!!ハッピーがだなぁ!!」
ナツさんが指を指した先には、さっきまでいたはずのハッピーがいなくなっている。
「いい天気だね、シャルル!!セシリー!!」
「そうね」
「気持ちいいよね〜」
「人の話を聞けぇー!!」
ハッピーはシャルルとセシリーのすぐそばまで来てそんな話をしていた。ハッピーってちょっと抜けてるところがあるよね、前からだけど。
「やれやれ・・・7年たっても全く変わんねぇな、ナツ」
今度はマックスさん、ウォーレンさん、ナブさん、ビジターさんがやって来る。
「そうそう、オイラ常日頃そう言ってるんだよね」
「お前も全く変わっ
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