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雪が積もっては溶け、積もっては溶け。
繰り返す、繰り返す。
人生のように同じことを繰り返している。
「ぼくが、君に青い空を見せてあげるからね。」
それは小さな約束だった。
小さな約束は世界を壊そうとしていた。
それはほんとに小さな心の傷ですか?
その傷はもしかしたら世界を滅ぼすかもしれない大きな傷かもしれないですよ?
何が始まりかなんて、誰にもわかりはしないけれど。
誰が悪いか、なんてそんなもの決めたってその業が消えるわけがないのだけれど。
人間は愚行を重ねる、どす黒くなるほど愚行を重ねる。
きっとそう、ずっと、そうなのだ。
だからこそ、そこに居たのは私じゃなくても良かったのかもしれない。
君でも、良かったのかもしれない。
そんな歪んだコンプレックスや感傷、トラウマを持った人々が主役となる物語である。
誰だって考えたはず、自分が主役の物語を。
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