二十一話:ホテルと日常
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や」
「……どうやら、言葉では分かり合えない様ですね」
「そやね。もういっちょ、やってみる? ん?」
二人が俺を挟んだ状態で火花を散らし合う。
胃が痛い。このままだとねじ切れてトリプルアクセルをかます位に痛い。
誰か助けてくれ、そう思った時、救世主は現れた。
不意に俺の口に強引に差し込まれる三つ目のフォークと食べ物。
吐き出すことも出来ずに対して咀嚼もせずに飲み込み犯人を見つめる。
異常に気付いたジークとアインハルトちゃんも見つめる。
「ふふ、どうかな、美味しかったかい? 私としては美味しいと言ってくれると……嬉しいな」
俺達の視線の先には頬を染めてハニカミながら笑うミカヤの姿があった。
少し、モジモジと内股気味なのがポイントだ。
『謀ったな、ミカ(ヤ)さん!』
叫ぶ横の二人をよそに俺は直感する。絶対に今以上の危機が俺を待っていると。
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