九校戦編〈下〉
九校戦九日目(6)×祝賀パーティーと烈&玄信のフリートーク
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隊長に言われましてな。万が一暴れたとしてもすぐに鎮静する事が出来る薬を持ってますし、スナイプ・ゼロが変身したこの車両だとこの人数でも足りてますからな」
『お久しぶりです織斑少将』
そう言った幸典は、スナイプ・ゼロが変身した車両に手を当ててからそう言ったのだった。ここに来てしまった以上は、しょうがないと思いながら通信機を取り出したのだった。通信機を全員が付けてから、投影型の端末を取り出してからトレミーにいるフェルトに報告を聞いていた。
「こちら無頭竜捕獲部隊、月中基地支部にいるトレミー応答せよ」
『こちらトレミー3番艦ブリッジですが、そろそろ通信が来ると思って調査結果を纏めていた所です。投影型に地図データと構成員のデータを送信しますので、特に大地さんと海斗さんにとっては今回の任務で表彰状やら給料が上乗せするかもしれませんよ』
「なるほど。特にジェームス=朱が一緒にいる事が有難い情報だな海斗」
「ああ。長年国際警察で指名手配していた男が、すぐ近くにいたとはな。それと無頭竜幹部が勢揃いというのも、中々ない機会だ」
そんで場所は既に響子が乗る車のナビゲーションシステムに入れといたので、あとは全員大型輸送車に乗ってから分かれたのだった。俺と響子は横浜ベイヒルズタワーに向かって、あとの者達を乗せた大型輸送車は一応怪しまれないように擬態をしていて横浜グランドホテル付近で待機となった。それと今の時間だと時間外手当ではあるが、国防軍と国際警察と公安の者には労働基準法の適用対象外である。
『全員聞こえていると思うが、この仕事が終わり次第バイト代を渡す事となっている』
『我々は労働基準法の適用対象外ですが?』
『それについては問題ない。蒼い翼からの報酬だと思えばいい事なので、報酬はマネーカードか現金のどちらがいいかな?』
「それなら貰った方がお得のようですわね。私は現金でもらう方に一票」
「心配しなくとも空間にあるから、二択の選択で選べるようになっている。好きなのを選びたまえ諸君『そう言うのであれば、マネーカードでもらいたいですな。それも税務申告不要の臨時収入だと思えばいいかと』そう言うかと思ったよ幸典。それと玄信の分もあるとあとで報告してくれると助かる」
との事だったので、横浜ベイヒルズタワーに向かう俺と響子は電動車であり、横浜グランドホテル付近に向かう幸典達だった。俺らが時間外勤務を受け取った独立魔装大隊の隊長である玄信は、時間外の来客を迎えていたのだった。
「どうぞお入り下さい、閣下」
風間が従卒に任せず自ら案内した相手は九島老師だった。烈の現役時代は、『十師族は表立って高位高官にならない』という原則が確立されていなかった。この原則は烈自身が様々な軋轢に曝された経験から作られたものであ
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