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ありがとう、大好きです
諦めを知らない彼は
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事を好きと言ってくれるのだろうか

好き

私はどっちだろう?

友達としてか、異性としてか…

まだ俺には分からない

貴 「はっ……ごめんなさい、俺は…」

だから今は

“好きになってくれてありがとう”

これしか言えない


鳴海side end


貴 「…ごめんなさい、俺は…」

不 「っ、良いんだよ、何時か好きにさせてみせるから」

不二は鳴海の頭をポンッと撫でた。

貴 「もう出来てるから椅子に座って食べるよ」

不 「うん、あ、運ぶよ、貸して」

不二は鳴海からお皿を受け取った。

貴 「いただきます」

不 「いただきます」

不二と鳴海は食べ始めた。

不 「ん、美味しいね、鳴海が作ったの?」

貴 「うん、そうだけど」

鳴海の頬がほんのりと赤くなっていた。






そして食べ終わった。

不 「夕食ありがとね、また鳴海の手作り食べたいな」

貴 「何時でも作ってあげる、後手袋…してって、寒くなるといけないし」

鳴海は不二の手に手袋をはめた。

不 「あ、鳴海のだ、嬉しいな」

貴 「っどうでも良い」

鳴海はそっぽを向いた。

不 「ふふっ、有難う、じゃあまたね」

貴 「明日、学校行く…」

不 「!?」

不二は驚いた様な顔をした。

不 「うん、待ってる」

貴 「バイバイ」

不二は家に帰って行った。

貴 「約束、しちゃった…」


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