第三部 雷神†無双
それは君と僕のまあるいお尻
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そこもう対した人材いないんじゃ…
「本当に城ごと店にしちゃったんですね…」
遠い目をしながらつぶやく孔明。だって好きにしていいって言ったじゃん!
「こんなことになるなんて思ってもいませんよ!」
半泣きになりながらぐわーっと威嚇してくる。全然怖くない。
子龍はいつのまにかどっかに行きやがった。お前護衛じゃないのか。
半泣きで睨み付けてくる孔明に説明をしながら歩く。
火を使う店は密接させないで離れたとこに建てて火事を防いでいることとか。
あと交番をつくり、町の治安や火消しやら、あと戸籍の簡単な管理をさせていることも話した。
いや大本は百貨店のほうにあるんだけどね。いちいち行くのめんどいじゃん?
「こ、これをこの短期間で作り上げていったんですか?」
「あぁ、前々から計画していましたし元黄巾党もいましたしね。人手は充分だったんだですよ。」
ここが殆んど手がついてないことも要因だ。
荒らされてるわけでもないし無法地帯でもなく、整理しやすかったのだ。
そう話していると百貨店についた。
ばっちり制服を着こなした兄ちゃんが出迎えてくれた。いいっすね〜。
「城の中に店がある…」
頭を押さえて、フラつき出してら。大げさだなー。中に病院もあるよ?
「大丈夫でしゅ…」
「そうですか。なら行きましょう。」
何だ仮病か。ふらふらしてるけど大丈夫ってならいいや。
百貨店は3階建てだ。一階が主に食事関係に病院、二階が服屋で三階が雑貨と本屋だ。
一階ではもう目を回していたが、二階でははわわ、はわわって言いながら目を輝かせていた。
現金だね。君も。ちなみに子龍は一階でメンマを買い漁ってた。何なのお前?
「んでどうでした?我が町は?」
「色々言いたいことはありますけど…」
うーんと唸っているが、殆んど文句なんてないんだろうな。
徐州の各地にも支店があるからそこまで人が偏ってるわけでもないし、何よりここの稼ぎで黒字が続いているのだ。農業もうまくいってるしな。難民とかもここのおかげで簡単に受け入れられるし。
「あともう一個、百貨店作りたいのですが?」
「そ、それはダメでしゅ!自重してください!」
チッ…だめかー。
仕方ない第三支部は地下にでも作るか(ゲス顔)
「あとここの近くに砦みたいなのがあったのですが…」
「あ、それ村です。」
あ、気絶した。だめだなー孔明は。
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