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ドリトル先生と森の狼達
第七幕その四
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うと?」
「何かあるの、先生」
「一体」
「いやね、若しかしたら」
 先生は王子とトミーがお話した北朝鮮のことから思うのでした。
「あの国のことが狼君達に使えるかな」
「僕達のことで?」
 暫く沈黙していた狼さんが応えました。
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