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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
世界の終焉
第37話
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"ウェポンバッシュ"で硬直させればクライン達が側面から攻撃の連続で〔スカル・リーパー〕のHPを削って行く。だが、攻撃の余波でキリトはダメージを受けるが、3人は気にも止めずに大鎌を捌き続ける。

それから1時間後、サチが放ったWディメンション・スタンピードWで、〔スカル・リーパー〕はポリゴン状となって消滅した。

ーーーーーーーーーー

キリト達3人はなんとか生き残った。クライン達もだ。
クライン『なぁキリト、一体…何人死んだんだ?』
キリト『サチ、頼む。』
サチ『ちょっと待ってて。』
クラインは何人が死んだかキリトに聞いたが、当の本人はサチに頼んだ。
早速サチはミニマップを表示して緑カーソルの数を数える。
サチ『今ここに残っているのが19人だから……』
キリト『つまり、14人が死んだ…って事だな……。』
サチ『うん。』
エギル『お、おいおい。嘘だろ?』
クライン『あと25層あるってのにか?』
それを聞いたエギルとクラインは真っ青な表情を浮かべた。
実は〔スカル・リーパー〕への攻撃の最中、近付き過ぎて死亡したプレイヤーが何人もいたのだ。

現在アインクラッドには、およそ6000人のプレイヤーがいるが、クリアに参加するプレイヤーは1/10程度である。
各層でこれ程の死者が出たらたまったものではない。この調子だと、第100層に到達出来るのは、たった数人くらいである。

その時キリトは、ある1人のプレイヤーに目が止まった。
そのプレイヤーは、<血盟騎士団>の団長の聖騎士 ヒースクリフであった。
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