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もし俺がFate/Zeroの世界でランサーのマスターになった場合
第十三槍
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魔力的効果を無効化され、一部が切り飛ばされた。

『よし、そのままバーサーカーにはお帰り願おうか。ランサー、必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)は出来るだけ使用は控えてもらうが、いけるな?』

『討ち取らぬのですか?』

『ああ。奴にはまだ動いてもらわんといかんからな。バーサーカーが退いたら、俺達も退くぞ。セイバーとの再戦はまた今度だ』

『御意』

そこで念話を切り、俺は目をランサーに向けた。
ここからは原作に無い流れだ。これがどこまで影響するかは分からないが、バーサーカーさえ退ければ、令呪を使用していないだけ。ならば、そこまで影響は無いと思うが……

「さて、ここから先、どうなるのやら……」

出来るだけ、バーサーカーはギルガメッシュと当てたいと思っている。
上手いこと討ち取ってくれたなら、今度は俺達がバーサーカーを倒せばいい。ならば、ランサーもセイバーとの一戦が出来るはずだ。衛宮切嗣は俺狙いだから、結界さえ張っていれば問題ない。


視界に対峙する二騎のサーヴァントを捉える。他の二騎は傍観するようだ。
まぁ、マスターを守っているから、そう易々と離れられないよな。









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