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ソードアートオンライン  〜蒼き神速使い〜
18 妖精郷へ
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キリトの家はなかなかすごかった。
「おじゃましまーす」
「ただいまー」
「お帰りなさいお兄ちゃん!!・・・えっとぉー」
「はじめまして。漆山空です。今日から一週間よろしくお願いします」
そう。ナツがこれないので泊りがけで速攻救出することにしたのだ。
ちなみにおじさんたちには友達の家でとまるといってある。
「て、丁寧にどうも。和人の妹の桐ヶ谷直葉です。兄がお世話になっています」
「はい。お世話してます」
「おい。ふざけんじゃねえ。お前にお世話されたことないぞ」
「うそつけ」
「はい。うそです」
「ご、ごゆっくりー」
というと直葉ちゃんはリビングへと戻っていった。
「こっちだ」
とキリトの部屋は意外にきれいだった
「よし。じゃあ向こうで会おうぜ」
「そうだな」
ソフトをいれ、ナーヴギアを被ると
「「リンクスタート!」」
と妖精郷へと入っていった。


当たり前だがここに入る前に初期設定をするらしい。
「どうしようかなー」
名前は当たり前のように『SORA』。性別は男。種族は9つあって、火の妖精サラマンダー、風の妖精シルフ、土の妖精ノーム、水の妖精ウンディーネ、猫の妖精ケットシー、影の妖精スプリガン、鍛冶の妖精レプラコーン、闇の妖精インプと悩ましいが初期装備の色で決めた。
ゲームが始まるまで時間がかかると思った瞬間。
ノイズが走りなぜか落下運動を始めた。
「う、うわあああああああああ!!!」
と情けない声を上げながら俺は闇へと落ちていった。

着地の衝撃は実に柔らかかった。なぜなら
「むぎゅっ」
「あ、悪い」
キリトの上に落下したからだ。
あわてて降りると霧とをまじまじとみた。
「・・・スプリガンか」
「そういうお前はウンディーネだろ?」
俺は寝転がるとちょっと感動に浸っていた。
キリトはというとメニューを見てはほっと息をつき、またメニューを見たと思ったら声を上げたりした。
「精神科の病院行こうかキリト」
「いや、見てみろよ。これ」
メニューを可視モードにしてもらい見てみるとすごいことになっていた。
「完全習得してるぞ。いいのか運営」
俺のもそうだった。アイテム欄や神速スキルは消えていたものの、SAOと同じものは残っていた。
キリトは急に
「ユイは・・・」
とアイテム欄を開きペンダント型の何かを取り出した。
「神様・・・」
とキリトが二回それをたたくとペンダントは形を変えて・・・
「ユ、ユイ?」
「また会えましたね・・パパ」
と飛び込んでいく少女。
それを見た瞬間にすべてがわかった。
「キリト、ユイはプログラム・・・なのか?」
「ああ。話さなかったっけな」
「一言も」
「長くなるから落ち着いてから話そう。それよりなんでSAO内じゃないのにユイが展開でき
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