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ソードアート・オンライン 結城家の次男は両手剣使いで恋人は黒の剣士
仮想世界への突入
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まりにも綺麗で温かく興奮していた俺の心を落ち着かせてくれた。
それにしてもSAOを堪能している間にいつの間にか晩飯時にまで時間が進んでいたらしい。
草原の上で胡座をかきながら時刻をチェックしているとクラインが歓喜の声を上げていた。

「いよっしゃあぁぁ!! イノシシ野郎を連続で2体倒したぞ!」

いや、クラインさん。あんたスライムレベルのモンスター2体相手に喜びすきだろ。
でもまあ、さっきまでの俺を考えると人のことは言えないが。
とはいえキリトの優しくも解りやすい教えかたにより俺はかなり上達した。 まあ厳しいところもあったが。

キリト曰く俺にはかなり才能があるらしいが、一番の理由は教えてくれる本人の腕の良さだ。
流れるような剣捌きでモンスターをあしらう姿は本物の剣士と言っても過言ではない。
それに本日発売のSAOの世界でここまで動けるのも彼がβテスターである事が大きい。
βテスターとはSAO発売前に抽選で選ばれ先行でプレイする資格を得たプレイヤーたちのこと。
今日プレイし始めた俺たちにとって彼等は正しく先導者だ。
と、呑気にしている場合じゃないか。
急いでログアウトしないと、姉貴にばれてうるさい小言を言われてしまう。


クラインが地面に座りながら喋った。

「ったく、改めて思うけど信じらんねよな。ここがゲームの中だなんて。作ったやつは天才だよ。俺、本当にこの時代に生まれてよかったと思うよ。」

「確かにな」

俺は賛同しながら頷くが、キリトは苦笑する。

「大袈裟だな」

「初のフルダイブ体験だぞ、そりゃ大袈裟だにもなるよ」

「じゃあクラインとラグナはナーヴギアギア用のゲームはこれが初めて?」

「いや、俺はそれなりにVRMMORPGはやってるな」

「ああ俺は、つかソードアート・オンラインのためだけに慌ててハードも揃えたって感じだ。たった1万台の初回ロットをゲットできるなんて、我ながらラッキーだよな!まっβテストに当選したキリトのほうが10倍ラッキーだけどよ。」

「まあ、そうなるか・・・な」

「なあ!βの時はどこまで行ったんだ?」

「大体が6層辺りまでだったかな」

「正直、βテスト中は寝ても覚めてもソードアート・オンラインのことしか考えてなかったよ。この世界はこれひとつでどこまでも行ける。仮想空間なのに現実より生きてるって感じるんだ」

「そうかもな・・・・・・・・」

「さてっもう少し続ける?」

「ったりメエだろ!と、言いたいんだけど・・・・・・は、腹減ったからよ一度落ちるは」

「こっちで、食事をしても空腹感が紛れるだけだからな」


俺も口を開く。



「わり、二人とも。俺、そろそろ戻るわ」

俺が言うとキリトは少
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