Another26 SOS
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」
大輔「空さん?」
“愛情”の単語に表情を暗くした空に、大輔は気づいた。
空は慌てて笑い、ごまかした。
その後は抜け道を通り、デジ文字が書かれた通路にて光子郎がプログラムを実行すると、行き止まりだった通路の奥が消え、通路の出口は、巨大なスフィンクスの口と繋がっていた。
広く見晴らしのいい視界の中に、逆さまのピラミッドが建っていた。
出口からそっと顔を出し、太一が単眼鏡で辺りを見回すと、モノクロモンに牽かれたボロボロのトレーラーが走ってきた。
エテモンはトレーラーから飛び降りると、ピラミッドの中に入っていった。
これでは迂闊に近づけないため、しかたなく子供達は、スフィンクスの口の奥、空間の向こうで野営することに決めたのだった。
ピラミッドのジャンク置き場にて、一輝とレオルモンと遼とドルモンがナノモンのデータチップを探していた。
一輝「やれやれ、こんなガラクタばかりの場所でどうやってデータチップなんか探せってんだ」
遼「まあ、そんなに愚痴るなよ。大輔達のサポートをするって決めたろ?」
一輝「…分かってる。たく、帰ったらはやての作ったスイーツ食わねえとやってられねえよ」
ドルモン[まあまあ、レオルモンはどう?]
レオルモン[んー、もしかしてこれかな?]
遼「どれどれ…いや、ただのガラクタだ」
遼達がナノモンのデータチップを発見したのは今から数時間後であった。
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