はっじまるよ〜
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爆)である俺にとっちゃこんなもんイージーよ。イージー。
「次郎さんや…」
「はいです、頭!」
「20…いや10人、使える奴を集めてくれ。」
「へい!」
馬もビックリな速さで駆け抜けていく次郎。
正直10人も多い希ガス。まぁいいや何事も経験ってことで。主役は俺だし。
「えっと…絶郎さん。何をするの?良い策でも思いついたの?」
「あ、はい。これから俺たちで砦に侵入します。」
「ようやく着いたわね。」
官軍+絶郎軍が陣を張ってる場所からすこし離れている場所に立つ軍勢があった。
旗は「曹」。そう曹操軍である。すごい言いにくい。
「やはり官軍は手こずってるようね。」
「はっ、何でも何進将軍が負傷し、士気が下がりまともに機能していないとのことです。」
情けないなぁと白く輝く衣装に身を包んだ青年が呟いたが全員が同意した。
青年の名は北郷一刀。天の御使いと呼ばれている男だ。砦を見上げながら一刀は思った。今までの日々を。
(俺の知ってる歴史と全然違うな…)
まず武将が全員、女体化していることだ。それに時代に見合わない技術。
曹操の元に集う配下もくる時期が早すぎる。今自分の横にいる楽進なんかは黄巾党が活発なころには名前すら出てこなかったはずだ。
「兄ちゃん、大丈夫?」
「ん、ああ。大丈夫だよ、季衣。」
いけない。疲れが顔に出てしまったか。
可愛い妹分の頭を撫でながら意識を曹操…華琳たちに戻す。話は大体終わったらしい。
何でも城に旗を立てるとか何とか。なるほど自分の手柄を証明するためか。
よし、そうとなれば善は急げとばかりに、華琳が号令を掛けようとしたが砦を見て全員が絶句した。
「うそ…」
それは誰の言葉だったのだろうか?
もう砦には旗が上がっていた。旗の文字は…「旗」。
「あっけないっすね。」
「まったくだな。」
せっかくバッ○マンのコスプレまでしたのに…
まぁ、こいつらチョロすぎた。何か賊ってより難民である。糧食がないんだし仕方ないか。
7万近くいたが、戦えるのは万にも満たないだろう。士気が高いかもって話だったが、前の官軍との戦いで限界だったみたいだなー。
「結局、張角は死んじまったか。」
「あれは無理ですね。賊の大将らしい最後でした。」
十数人で潜入した俺らだが、次郎の華麗なる指示で火計の準備をしつつ俺の本家の○ットマンさながらの
各個撃破で見張りを除去。
結構楽しかったが、味気なさ過ぎてすぐ飽きた。でも火計のおかげでノリノリである。
火はいいねぇ!心が躍るぜ!
んで張三姉妹だが指揮系統がぐちゃぐちゃ、伝令を俺がコロコロしちゃったので行動が完全
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