はっじまるよ〜
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次々と黄巾党を撃破して行った俺たちは各地で仲間と出会い、そして悲しい別れもあり…いやなかったわ。
何やかんやで倒していったのだ。一気に軽くなったな。ま、いいや。
「恐らくこれが、最後の戦いになるでしょうね。」
意味ありげに呟く孔明。多分そうだろうなー。
やっぱ国に喧嘩売ったのがやばかったのか、すっかり黄巾党は減ってしまったらしい。
らしいってのは俺はほとんど把握してないからだ(キリッ)
次郎と孔明に任せれば何とかなるしな。素人の俺が口出すことじゃない。
「現在、黄巾党は全勢力を砦に集め、籠城しているそうです。」
「え?あの砦に全部いるのか。ずいぶん減ったな。」
そりゃどっかの義勇軍にピンポイントに補給する場所とか潰されてるもんなぁ。
町を襲おうにも先回り、話に聞いたが商人とかも傭兵とか雇って町の警護が強化されているらしい。
ちなみにその商人も今活躍している義勇軍の仲間と言う噂もある。
すげぇな義勇軍。一体何者なんだ……?(すっとぼけ)
「いろんな人がいるね〜。」
「各勢力が集まっていますからね。」
旗だらけである。何かダサイ。主に俺の旗が。「旗」って書いてるだけだしな。
俺の旗がダサいのは別に良いけど、軍ってこんなにいたのか知らんかった。
「官軍もいますね。」
「ええ……ですが何進将軍が先の戦いで負傷したのが原因で本隊は使えないでしょう。」
誰?かしん?
「これが今の官軍か…」
「情けないのだー……」
「今は…たしか董卓と言う人物が代わりに指揮を執っているらしいですが、混乱が酷いのでまともに機能しないでしょう。」
うええ。何だそれ。使えねー。あとさらっと重要人物の名前聞いたけど、別に良いや。
んじゃここで待ってる奴らは皆官軍って奴なのか。通りで動ないわけだ。
知らない奴ばっかだしな、名前聞いても。モブが味方って頼りねーな。曹操とかいねーのかよ。
あとは孫…孫孫……孫権とか?いや孫乾だっけ?やっべ忘れた。
「ごしゅ…絶郎様これは名を上げる、またもない機会です。」
「そうなのだー!ここで、こーきんとうの奴らを倒せば有名になっちゃうのだ!」
また気持ち悪い呼び方をしそうになる孔明を睨みつつ、考えてみる。
敵の数は未知数で、こっちの味方は役に立たない。しかも相手は何かボスがここの砦にいるらしく士気が高いと予想されてる……うん、これ負けイベントじゃね?多分負けそうになったら呂布あたりが「またせたな?」って助けに来るパターンの奴や!
「んでもそんな正方法じゃつまんねーしな。」
何かブツブツ言ってるから劉備たちが不安そうな顔してこちらを見つめてくる。
気にせず思考する。だってなぁ、初心者プレイヤーならいざ知らず、熟練のイケメン(
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