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鬼神童子ZENKI 二人の呪術師
番外編呪力の無い世界に跳ばされて
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!!「千明俺様を召還しろ


「ええ、わかったわ」

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

「出たな鬼神今日こそお前たちを、この世界から消滅させてやる」


「けっ貴様に俺様が負けるかよ?」

「ふっそれはどうかな?食らうがいい」球体風滅強制転移」

「うおおおおお」

「きゃああああ」


だが千明とZENKIは憑依獣真電の特別な術によって別世界へ跳ばされた。



「直哉君無事でいて」


何故千明と前鬼が憑依獣真電と戦っていたかっと言うと、千明のパートナーの柊直哉が、憑依獣真電の策にはまり、真電と融合されてしまい、直哉を救うには、真電を倒すしかなかった。


しかし現実は上手く行かず自分達も、返り討ちに遭い、異世界に飛ばされていた。


「うーんここは・・・」

「良かったー気が付いたのね、ここは大帝国劇場よ、私の名前は真宮寺さくらよ、そして貴女が抱いてるのは、私の弟の直哉よ」

「え、この子も直哉君ですか?」

「この子も?」

さくらと名乗った少女は、千明の言葉の真意を聞かず寝てしまった。


そして翌日・・・千明は、さくらに呼ばれた。

「千明ちゃん少しいいかな?」

「はーいさくらさん」

「私に、ついて来て」

そして、千明は、さくら共に、支配人室に、入った。


「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

「はい、私役千明16才です」

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

「「え、そうですか」」

千明とさくらは、同時に声を出した。
「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

「前鬼召還」

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」


その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

「えーーーそれ本当前鬼?」

「ああ」

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

千明と前鬼が話に、夢中になりすぎて米田が二人に声をかけた。

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」


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