失踪
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長い話を終え、一息つく前原。
前「とまあ、ここまでが私も知っている過去の話だよ、本題はここからだ。」
関(自分で頼んでおいてなんだが、前置きが長いな????。)
前「単刀直入に言うと、白夜くんが大規模な何者かに狙われている。」
関「狙われている?」
前「そう、神崎 ケイくんの死因を思い出して欲しい。」
関「たしか、鉄骨が落ちてきて??????。」
前「神崎 ケイくんの死は、誰かの手によって仕組まれたものだと白夜くんが言っていた。
鉄骨が落ちてくるのは不自然だ、ワイヤーが切れるほど古くないうえ重くもない、と。
だからー」
突如二人に呼び出しがかかる。
前「この話の続きは後にしよう、呼び出しがかかってしまった。」
関「分かった、では後ほど。」
二人は病室から出て行った、残されたのは白夜ただ一人。
白「??????やっと行ったか????、ッ????さすがにちょっと早くときが来たな????。」
狸寝入りをしていた白夜は近くに誰の気配もないのがわかると、次々とチューブなどを外していく。
さっさと私服に着替え、置き手紙を残す。
白「????こことももうお別れだな、短かったけど、結構楽しかったな????。
感傷に浸るなんてらしくないな、さっさと去らなきゃ迷惑かける、これでさよならだ。」
白夜はその日、大怪我を負っているにもかかわらず病室から忽然と姿を消した。
それに気がついたのは2時間後の深夜2時だった。
朝、Kとエレンは病院へと呼ばれていた。
エ「えっと、どうかしたんですか?」
前「????白夜くんがいた病室に置き手紙が残されていた、しかし白夜くんは????、とりあえず読んで欲しい。」
前原は二人に手紙を渡した。
みんなへ
手紙なんて書くのは初めてだからどういうこと書けばいいかわからんな。
これを読んでるってことは俺はもう結構遠くに行ってるだろう。
前原サン、アンタはいっつも俺の心配をしてくれたよな。
本当に嬉しかった、人間に心配されることなんて生きてきて数えられるくらいしかなかったからさ。
アンタには昔っからやんちゃして迷惑かけたな、すまん。
関崎サン、なんやかんや言ってノリが良かった。
一緒にいて楽しかったし、いろいろなことを学べたぞ。
それに高級甘味を奢らせー奢ってくれたな、結構美味くて幸福だった。
まあでも今回いけなかったのは残念だな。
原木サン、新米だったアンタが懐かしいよ、初めて出会ったのは俺が食い逃げ犯を蹴り倒した時だったか。
それにしても本当に成長したな、あんだけ泣き虫だったアンタが立派に成長して嬉しいぞ。
ああでも、命は大
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