九校戦編〈下〉
九校戦九日目(5)×久々の家族行動と決勝戦で使ったバーストモード
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机を出した。
今回は桜花達が作ったので、家族食事風景を久々に見たので懐かしく思った。食べ終わってから、深雪は深夜と共に寝てしまった。昼食が終わってから、決勝までは時間があるので仮眠をしたいがたまには深夜と一緒に寝たいという希望をした事、深夜と深雪と共にベッドで眠ろうとしたがすぐに眠れるような効果がある風を出した。
「奥様とお嬢様の顔を見るとホントに親子という感じですね」
「そうだな。穂波さんはどうなんだ?最近の深夜は」
「そりゃ最近は家族として生活していないので、寂しがっていましたからね。このような機会があるとは思いませんでした」
「ま、九校戦が終われば元の生活に戻れると思うがな」
母親が使っているベッドなのか、それとも俺の力なのかまでは分からないがすぐに寝てしまった事で俺はしばらくドライグと穂波さんと話していた。深夜と深雪らが眠りに落ちてから四時間経つが、穂波さんは昼食の片付けをして行ったが俺はベッドサイドを離れぬままとなっていた。隣に居て欲しいという深夜と深雪の願いにより、俺と一匹は安心しきった寝顔を見る事が何よりも信頼の証である。
家族として一緒に暮らし始めたのは、深夜と結婚してから結構経つが同じ家の中で寝起きしていても言葉を交わす事がよくあった。それと朝鍛錬では、家だと俺らだけの少人数だがここに来てからは全ての蒼い翼やCB関連の者達と一緒に朝鍛錬をしているので、家族だったとしても事務連絡を聞くだけで終わってしまう。零家、四葉家、七草家と織斑家は、数字付きではないがとても強い仲間がいるし例え十師族でなくとも後ろ盾には蒼い翼がいる。
「それにしても響子からの連絡によれば、長文の暗号メールの中には回収した『ジェネレーター』のドウター化についてはもう無さそうだな」
「そのようだな。相棒の出番も楽しみであるが、無頭竜が言っていたドウター化というのはどういう感じでドウターになるのかが楽しみだ」
「おいおい。俺らは無頭竜の一味を確保する事であり、殺しに行く訳じゃないからな。仲間が準備してくれているし、俺らの決定は変わりはない」
話している間に決勝戦の時間がやって来た事で、穂波さんが戻ってきたと同時に起こしたのだった。それも起きたてのキスをしてからだったが、家族との挨拶みたいな感じだから気にしていない。晴天の夜空だったが、俺的には決勝戦は飛行魔法を使うかもしれんなという推測をしていた。上弦の月が星の瞬きを圧倒していたが、天空神からの応援なのかまでは知らんが下から光球を見分けるには良くないコンディションだと思った。
「体調はどうなんだ?」
「万全です。お風呂に入って仮眠を取ったお陰で、気力と体力も回復しています。なので最初から飛行魔法で行きたいと思うのですが」
「もちろん構わんが、他校
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