暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒衣の創造神〜
第4巻後編
蒼い翼での社長業×クレープ屋でのおまじない×黒猫ラウラと白猫シャル
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シャルだった。

「もちろん百点だよ」

機嫌が良くなったので、ラウラは出来たてのクレープを受け取ってからシャルはイチゴを手にする。二人は少し店から離れたベンチに並んで座ると、クレープをはむっとかじった。このクレープ屋は、蒼い翼関連の店でレシピから味まで織斑一夏=零達也が提供したと噂されているクレープだったので、食べた二人は美味し過ぎて落ち込む二人だけどよくよく見たら蒼い翼のシンボルマークを見たら納得した。

「この味で落ち込む程のレベルだけど、あの店は蒼い翼関連が経営しているんだね」

「そうだな。確か幻の社長と言われている零達也が提供したと言われているが、それについてはどう思うんだ?」

「それについては幻ではなくて、実在していると一夏が言ってたよ。何でも零達也社長とは、知り合いらしいって聞いたけど・・・・それ以外は一切教えてくれなかったよ」

そう言って、ラウラのクレープを分けてくれたので食べたら、あの店にはミックスベリーはそもそも無いと言っていた。なぜラウラがそう思ったのかは、メニューや厨房にはなくソースの色を見てもなかったらしい。近距離でグレネード使われたら、ISを急速展開しても命に関わるらしいが俺らのだと大丈夫なんだけどね。そもそもミックスベリーは、ストロベリーとブルーベリーを食べ比べするモノだ。

「そっかー。一夏は最初からミックスベリーというのは、イチゴとラズベリーを交互に食べる事で初めて分かる事だったんだ」

いつも売り切れのミックスベリーというのは、そういうおまじないであって両方同じ味だったら気付かなかったかもしれない。俺とシャルかラウラが食べれば、顔を赤くしたシチュエーションだったりするが、同性同士でも少し緊張はするだろう。

それと夏がそろそろ終わる事をラウラが言ってから、シャルは肯定をしていたが今年の夏は色々とあった。ヨーロッパでの事件や各ヨーロッパの軍に講習会という粛清をした事、飛行機でのハイジャック事件とかあったがそろそろ帰る時間となっていた。

「もうこんな時間か、アン達もご苦労さん。それとセシリア、急で悪かったな」

「いえいえ。一夏さんからのお呼ばれなら、例え国連軍での仕事があったとしてもそちらの方を優先だと桜花さんから言われましたの」

「社長、久々の仕事お疲れ様でした。社長と司令官という板挟みではありますが、こちらは任せて社長はそちらを優先して下さい。ここでは主に軍属が仕事でしたから、ここは私と林だけで充分ですから」

「そういう事なら、こちらは国連軍兼IS学園生徒に優先させてもらうよ。セシリア、一緒に帰るとするか。アン達もだ」

俺らはそろそろ帰る事にしたので、アン達は俺の肩にそれぞれ乗せてから社長室を去った。セシリアは途中からこちらの仕事の手伝いをしてもらった
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