融合、そして・・・
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城と融合したからなんでしょうか?
『ひどすぎる・・・あたしはハッピーのエサになっちゃったんだ・・・』
ルーシィさんはがっかりとした声で言う。さすがにいくらハッピーでもこんな魚は食べないんじゃないかな?
『落ち着けルーシィ!!ナツを助けるためにリアルナイトメアを使ったことで融合が早まっただけだ!!』
『俺のせいかよ!!』
ウォーレンさんの念話が聞こえる。さっきの光はリアルナイトメアを使った光だったのか。しかし、どうしたものでしょうかね・・・
『とにかく、やっと繋がった。みんなも聞いてくれ』
ウォーレンさんがそう言うので俺たちはその念話に耳を傾ける。
『ちょっと前にギルドから連絡があってなぁ。ジャンリュックたちがルーシィを助ける別の方法を見つけたんだ』
別の方法?まだそんなかくし球があったんですか!?
『刻印の解除が間に合わず、完全に融合してしまった場合、ルーシィ様は意識を集中してリアルナイトメアを操らねばなりません実は』
『無限時計をこの世にとどめているのは生体リンクになっていた星霊魔導士から吸収した魔力なんだって!!』
ジャンリュックさんとレビィさんがそう説明してくれる。それでそれで?
『まずは、サナギのようになっている彼らの呪いを解くこと。やり方は簡単だ!!』
『彼らの時の感覚を100年分進めちゃうんですか?』
ウォーレンさんの言葉を遮り、ココさんがそう言う。なるほど、ルーシィさんのリアルナイトメアを使って星霊魔導士たちの時の感覚を操るわけですね。
『そうすれば、時計は再びバラバラになって、どこへとなく散っていくらしい』
ウォーレンさんがそう説明するが、その中に聞き捨てならない単語があった。
「散っていく!?」
『それって・・・』
俺とウェンディはそれを聞いてあることに気づく。
「おい、ちょっと待てよ」
『ルーシィはどうなるのだ?』
グレイさんとエルザさんが俺たちの聞きたいことを聞いてくれる。
『融合から解放されるところまでは判明しておるのですが・・・』
『下手したら、部品ごとどっかに飛んでちまうのか?』
ジャンリュックさんは申し訳なさそうにいい、エルフマンさんは焦りのある声でそう言う。
『そんな・・・』
『他になんかねぇのかよ!!』
ナツさんが他の方法をジャンリュックさんたちに聞くけど、それがないからこうなっているんですよね・・・
『やってみる!!』
俺たちが別の方法がないか考えていると、ルーシィさんがそう言う。
『それで大勢の人たちが100年分の眠りから解放されるんだよね?どこかに飛んでっちゃうかもなんて、その程度のリスク!!』
ルーシィさんは
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