暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
友の声が聴こえる
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きていました。

「バイロ!?」
「あわわわ・・・」
「ちょっと!!ギルダーツは!?」

バイロさんは確かギルダーツさんと戦っていたはずです。まさか、ギルダーツさんが負けてしまったんでしょうか?

「彼なら仲間と共に落下しました。まぁ、無事でしょうが」

もしかして、誰かが落ちてきたのを助けようとしたってことでしょうか?大丈夫なのかな?

「それより、サミュエルたちがどうなったかわかりますか?」

バイロさんと兵隊の人たちは私たちに歩み寄ってそう質問します。

「ルーシィを狙う必要はもうないのよ!!」
「六魔を全員倒せば刻印を解除できるの!!」
「そうすればリアルナイトメアが停まるんだよ〜!!」

ラキさん、シャルル、セシリーがそう説明してくれます。

「しかし、ルーシィ・ハートフィリアが無限時計と融合してしまっては手遅れ。違いますか?」
「それは・・・」

バイロさんにそう言われて私たちは反論できなくなります。どうすればいいのでしょうか・・・

「道はまだ残されています」

私たちが話していると、後ろからそんな声が聞こえてきました。私たちがそちらに向き直ると、さっきまで眠っていた大司教さんがいました。

「大司教様」

バイロさんたちは大司教さんを見て頭を下げます。

「長く、辛い悪夢でした。自分の意志とは関係なく人形のように操られ、このような事態を招いてしまいました」

大司教さんはそう言うと、バイロさんたちの方へ一歩踏み出します。

「ですが、この方たちが危険を省みずに救い出してくれた。操られていたとはいえ、敵の立場にあった私を。この混乱の中で」
「あの・・・」
「教えてほしいことがあるんだ」

ラキさんとウォーレンさんが大司教さんに話しかけます。

「大司教さんは無限時計に詳しい・・・ですよね?」

私は恐る恐る質問します。大司教さんはそれを聞くと、こちらに体を向けました。

「捕らわれている星霊魔導士のことですね?」

大司教さんは私たちが聞こうとしていることを察してくれていたらしく、そういいました。
























シリルside

「コブラ・・・聞かせてくれ」
「あ?」

俺とコブラは互いの攻撃を交わし合いながら話をしている。

「なんでお前らはそこまでして力を求めている?世界を混沌に陥れて、復讐を遂げることに何か意味でもあるのか?」
「ある」

俺の質問にコブラはそう返事をする。その隙に、俺とコブラの互いの拳が顔にヒットする。

「これをやりとげぬことには、キュベリオスに合わせる顔がねぇ!!」

コブラは至近距離で俺に超振動を向ける。
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