食人鬼(ラミアー)
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白(??????えっ??????ちょ、何これ、どうしてこうなった?)
ようやく退院できた白夜は、久々の我が家でゆったりと過ごしていた。
外が騒がしく扉を少し開け覗き見る、白夜の家の前にはたくさんの人間、警察、マスコミ、ファン(?)、一般人ー
白(そうだ、脱走しよう。)
白夜は静かに扉を閉め鍵をかけて、とりあえず二階に避難した。
下は扉を叩く音やチャイムの音でやかましい。
白(脱走するにしても情報が少ないからな??????、どこに行けば人がいないんだろう、墓場とか?
まあたしかに人はいないな、人は、人間じゃないやつがはびこってるだろうなぁ??????。)
悠長に考え事をしている白夜の元に、電話がかかってくる。
白「はいもしもし死因は何がいい?関崎(せきざき)サンよぉ。」
関「あ、いや、その??????大変申し訳ない、前回といい今回といい事を荒げてしまったのは詫びよう。」
白「??????はぁ、んで、何の用だ?」
関「最近起こっている事件は知っているか?」
白「????死体の見つからないやつのことか?」
関「そうだ、一般人(?)である君を巻き込みたくはないのだが??????、こちらも詰んでしまってね、君の力を借りたい。」
白「????????高級甘味一万円相当でやってやる。」
関「本当か!これは助かる、実はいい店を知っているんだ。
っと、事件の場所は旧南地下鉄道だ。」
白「南鉄か????、近いな、今すぐ向かう。」
白夜は電話を切ると私服に着替えて窓から飛び降り外に出て、南にある旧地下鉄道へと向かった。
白「????こりゃひでぇや、ケチャップが散らばってる、しかも乾ききってないか。」
?「おお、君は白夜くんじゃないか!」
白「ん?あぁ、原木(はらき)サン、もしかして原木サンこの事件担当か?」
原「そうだよ、いや〜警視総監から強力な助っ人を送ったって聞いたからさ、君が来てくれるなんて心強いよ!」
白「(もう少し粘っておくべきだったか。)原木サン、調査はどこまで進んだんだ?」
原「ここの調査はあらかた終わったから、これから僕たちも奥に行くよ。」
白「僕たちも?????他の誰かがすでに行っているのか?」
白夜に嫌な予感がよぎる、ここにはいったときからずっと奥の方からおかしな臭いが漂っていた。
??????獣のような臭いが。
原「うん、二人ほど先に行かせたよ。」
白夜は目を見開き、踵を返し奥へと走っていく、原木が制止する声すら耳に入っていないようだ。
人間では明かりがないと見えないくらい真っ暗な闇の中、しかし白夜には関係のないことである。
白夜はただひたすら奥へ奥へと走っ
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