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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第115話 Dead or Alive
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、訳じゃないよな」
「……どう言う意味かね?」
リュウキの言葉に、ヒースクリフは、やや眉をぴくりと動かして聞いた。リュウキは、ゆっくりと一歩前に歩み寄ると、続けた。
「……25、50。そして今回の75。……ここまで言えば判るだろう? オレが言おうとしている事が」
「ふむ……成る程、その事か」
ヒースクリフは、腕を組んで頷いた。
全100層構成のゲーム。
その中での25、50、75、100、の4つのポイント。……それは、ここ75層が《クォーター・ポイント》だと言う事だ。
これまでの、攻略の経緯から判る事だった。
その層は、《クォーター・ポイント》事に強力なBOSSが用意されているのだ。
その強さは、前後する層のBOSSとは比べ物にならない。
……過去にも犠牲者を多数だした層だからこそ、その記憶が、行き詰まりかけ懊悩した事がある筈、だった。
「確かに、以前のそのクォーターポイントで 苦い想いをした事はあった。今回の偵察部隊も万全を期したつもりだった。……が、それでも浅はかだったと言われても、仕様がない。……私のミスだ」
ヒースクリフがそこまで言った所でリュウキも答えた。この75と言う数字を、最前線から離れていたとはいえ、考えていなかったのだから。
「……オレ自身も 彼女との生活が充実していて、忘れてしまっていたから、偉そうに言えない……。だからこそ、今回のBOSS戦。最初から全面的に前衛としてオレが出る。……そこで、アンタにも出て欲しい。初撃を見極める役目をオレ達が担いたい」
「それは勿論だ。私はギルドの長、だからな。……皆を守る義務がある。元々情報がない為、BOSSの方は我々KoBが前衛で食い止めるつもりだった。……リュウキ君と共に戦えると言うのならば、心強い事はない」
ヒースクリフは、にやりと笑ってそう答えた。今回の相手は全てが未知数。74層の青眼の悪魔戦は、一目とは言え視る事は出来た。あの相手の比ではない。それは強く考えておかなければならないだろう。
……そして。
「……だが、これだけは了承してもらいたい。……キリトがアスナと言うように、オレの最優先はレイナだ。万が一の時は、オレも、彼女を守る事を最優先させる」
「……ふふ、言った筈だよリュウキ君。何かを守ろうとする人間は強い。……期待しているよ」
それを最後にリュウキは会議室から出ていった。
部屋の外に出た所で、待っていた人がいた。
「……レイナ」
「リュウキ君」
そう、第一室で待っていてくれと言ったが、彼女は会議室の前にいた。……リュウキが、そこへ戻ることを判っていたかの様に。
「……団長と何を話してたの?」
レイナの表情は、ただただリュウキの
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