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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第113話 猫耳の呪い?
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何でも、キリト君が《スイッチ》をするんだって!」
「……?? 流石に話が判らない。釣りでなんでスイッチをするんだ?」
リュウキは苦笑いをしながらレイナにそういった。
レイナも当初は、よく判らなかったが、よくよく見てみて理解したのだ。元々、主を釣ろうとしているのは、別のニシダと言うプレイヤーであり、一度はヒットをさせたのだけど、釣り上げる事は叶わなかった。……それどころか、竿ごと引きずり込まれたらしいのだ。
「……成る程、釣りスキルは、満足にあっても、筋力パラメータが心許ない。だから、キリトとスイッチして、釣り上げる。と言った作戦か」
「うん!随分と考えたみたいだね〜?……あ、いやでも思いつきかな?単なる」
レイナは、笑いながらメッセージを再度読みながらそう言っていた。
「理には適ってる。互いの短所を補っているんだからな。……見に行ってみるか。それで、いつの予定なんだ?」
「わっ! ほんと? え〜っとね……、話によれば、2~3日には声をかけてくれるだって! 楽しみだね〜!」
「そうだな。……ん、一応考えとかないと……」
リュウキは、レイナの姿をみて笑ったが……、直ぐに表情をやや引き締め直していた。
「ん? どうしたの? リュウキ君」
「いや……、この層なら大丈夫とは思うが……、大会の名をつける以上は、多くの観客がいてもおかしくないだろう? ……だから、顔を、隠したほうが良いか? って……」
前髪を指でくるくると巻きつける様に弄りながらリュウキは答える。そう言えば、ここ最近、あの《フード》は装備していなかった。
「あはははっ!」
「……笑わないでくれよ。一応気にしてるんだから」
「あーはは……とと、ゴメンゴメン。リュウキ君もだけど、私も同じだよ? 引いてはお姉ちゃん達だって。情報屋とか、その……粘着質な人たちから身を隠す、って意味もあったしね?」
「……そう言えばそうだったな」
情報屋とは何もアルゴだけではなく、他にも色んなプレイヤーが生業としている。
勿論、その中の頂点がアルゴだが、アルゴはリュウキ関係の情報をむやみに晒さないのは周知の事実なのだ。……が、その他の連中はそうはいかない。別に契約をした訳でも無いから当然といえばそうだから。
そして、粘着質な連中も勿論いた。
アスナとレイナはそれだけ有名人だからだ。……リュウキも色々とあったが、2人には遠く及ばない。
だけど、『レイナと一緒にいる』と言う事実が更に呼び寄せる話題になってしまうのは言うまでもない事だ。
……男にも女にも。
「当日は色々と準備しといた方が良いよね?」
「……だな」
レイナの言葉にリュウキは頷いた。そして、その後は色々とコーディネートするのだった。(リュウキの事も
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