カラオケ
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「・・・行ったか。雪ちゃんには悪いけど・・・これも仕方ないことだから・・・」
本当は携帯なんて持っている。
あの心配性の紗由利が連絡手段もなしに私を単独行動させることなんてまずないことだ。
「本当に・・・ごめんね・・・。でも、絶対幸せにして見せるから・・・。今度こそ、絶対に・・・」
上元の連絡先は央山から聞いている。
そして、セッティングもできている。
今回はかなり順調だ。
「・・・あとは、紗宮だけか」
私は想夢に電話を入れる。
多分自宅で通じるはずだ。
「あ、想夢。うん、ちょっとお願いがあるんだけど・・・うん、うん。そう、できるでしょ?」
多分これで紗宮はでしゃばってこないはず。
実際このケースは初めてだからどうなるかはわからない。
だが・・・紗宮さえ押さえつければ・・・。
「大丈夫だよ、雪ちゃん。雪ちゃんの幸せは私が絶対にかなえてあげるからね・・・」
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