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零から始める恋の方法
昼食
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 あと致命的なのは日本語の曲が全く分からないということだろうか。
 英語とイタリア語の歌しかしらない。
 中学の卒業式は日本国歌がわからなかったので、イタリア国歌でごまかしたぐらいだ。
 いや、ちゃんとちいさい声にしたからね?


 「美少女二人とカラオケとはね。俺にもツキが回ってきたようだよ」


 「そうか、それはよかったな。さっさと行こうか」


 一応千円持ってきたが、足りるだろうか?
 というか、出費ばかりだけど今月の食糧問題は大丈夫なのだろうか・・・。


 「結構うるさいんだねー・・・」


 「そうですね。防音対策とかもっとしっかりしてるものだと思いました」


 「そうでもないさ。俺はここ以外にも何度か言ってるけど、みんなこんなものだよ」


 「お前・・・暇なやつなんだな」


 「まあ、そこそこね」


 央山先輩はどうやらカラオケに詳しいようです。
 これは是非カラオケのシステムについて聞いてみなくては・・・!


 「央山先輩!質問があります」


 「何?雪菜ちゃん。答えれる限りでなら答えるよ」


 「はい!カラオケ行ったことがないので、全然わかりません!教えてください!」


 「じゃ、俺も頼む」


 「あ、私も」


 と、いうことで央山先輩は四苦八苦しつつも私たち全員に電モクとかの説明をしてくれた。
 ありがたいことです。



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