暁 〜小説投稿サイト〜
零から始める恋の方法
アフターケア
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 というか、想夢ちゃん体力では自転車や徒歩では厳しいと判断したらしい。


 ・・・唯一利英さんと紗由利さんだけは徒歩で毎年通っていたらしいけど。
 まったく、この超人二人はどうなっているんだろうか。


 「お、フォードじゃん!いい趣味してますねー」


 「わかります?このこはですね・・・」


 なんかあそこはあそこで盛り上がってるらしい。
 というか、車内は結構ぎゅうぎゅう詰めになりそうだ。


 「六人を収容するには少し狭い気が・・・」


 「まあ、普段の二倍だしねー。というか、この車自体久しぶりに乗るし」


 「そうですね。普段は私の買い出し用とかそのようなことにしか使っていませんので」


 少し狭苦しい思いをしつつも、キャンプに行くような雰囲気でみんな楽しみにしていたので、それほど苦でもなかった。


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