10部分:第十章
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「ええ。駄目かしら」
「折角だけれどね」
笑ったままそう返す。
「今夜はこれで」
「また御会いしましょう」
速水が言う。
「すぐにでも」
「そうね。こちらもそうしたいわ」
依子はそう言葉を返してきた。
「是非共ね」
「それではまたね」
最後に沙耶香が述べる。
「御機嫌よう」
「また会いましょう」
依子は蝶達と共に闇の中に姿を消した。後には漆黒の闇が広がっているだけで何も残ってはいなかった。後には二人が残っているだけであった。
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