Another24 デジタルダンジョンを求めて
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少し休んだ後、大輔達はピッコロモンに話す。
大輔「話ってのは、ピッコロモンの魔法で異次元空間に入れないかなってことなんだよ」
ピッコロモン[異次元空間…だっピか?]
大輔「時の概念がない空間で…最低でも1年間みっちり鍛え直したいんだ。」
ピッコロモン[…君達は今のままでも充分過ぎるほど強いっピ。]
大輔「いや、駄目なんだ。昔に比べれば俺達は遥かに弱くなってる。」
事情が分かっているフェイト達、親が兄に夢中な賢は特訓し、昔の強さを維持出来たが、自分はそうではない。
いずれ賢達と合流した時に足を引っ張るのはごめんだ。
ピッコロモン[何で君はそこまで頑張れるんだっピ?]
ピッコロモンは普通に疑問を抱いていた。
大輔の見た目はタケルと同じ小学2年生だ。
幼い子供が何故そこまでやれるのだろうか?
大輔「あれ?ピッコロモン、ゲンナイさんから聞いてないのか?」
ピッコロモン[何がっピ?]
大輔「俺達、未来から過去に戻ってきた。つまり、中身はもう孫までいた立派なお祖父ちゃんなんだよなこれが」
ピッコロモン[は!!?]
とんでもないことをサラリと言う大輔にピッコロモンは目を見開いた。
大輔はやはりゲンナイは話していなかったかと、脱力。
しばらくピッコロモンに今までの経緯を話すことになるのだった。
全ての経緯を聞いたピッコロモンは深い溜め息を吐いた。
ピッコロモン[何だか、夢のような話だっピね…ということは君は…]
アインス「大輔の妻の本宮リインフォース・アインス。別世界のあなたに夫が世話になったと聞いている。」
ピッコロモン[ほお…]
別世界とは言え、自分が導いたらしい子供達が世界を救い、妻を見つけ、次の世代を生み出したという話に、ピッコロモンは胸が熱くなるような感覚を覚えた。
自分も別世界の自分のように、いや、別世界の自分に負けないように頑張ろうと誓う。
ピッコロモン[別世界の私が導いた子供達が世界を救ったなんて…感極まるっピ。私も別世界の私に負けないように頑張るっピ!!その前にゲンナイさんは後でピッドボムっピ]
大輔、アインス、ブイモン、ロップモン「「[[情けも手加減も要らないので思いっ切りやって下さい]]」」
こんな大事な話をしていなかったゲンナイに凄まじい怒りを覚えたピッコロモンは、愛用の杖、フェアリーテイルを握り締めながら、ゲンナイにピッドボム100連発の刑に処すと決めた。
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