4部分:第四章
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である。そこを出してきたのであった。
「よく聞いているわ、上海については」
「確かにこの街は繁栄しておる」
老婆はそれをまず言う。
「しかしじゃ」
「それと共に退廃もあるのね」
「その通り。してその裏は」
「何処までも深い闇の中にある」
沙耶香は呟く。
「そう言いたいのね」
「わかっておるな。流石じゃ」
「繁栄の裏には必ず闇があるものよ」
その闇に深く関わっているからこその言葉であった。
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