時のスパイラル
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
しばらくして・・・シリルside
「メェーン!!ルーシィさんとナツくんは、この一夜と、妖精の尻尾選抜メンバーが、必ず救い出す!!」
俺たちはクリスティーナ改の修繕が終わり、現在はクリスティーナ改のデッキの部分にいる。一夜さんは天馬の頭の部分に立っており、そう言った。
「それが漢!!俺たちを行かせようとレーサーに立ち向かった姉ちゃんのためにも!!」
「今行くぞ、ルーシィ、ナツ」
エルフマンさんとエルザさんもただ一点、無限時計だけを見据えてそう言う。
「二人は大丈夫かな?」
皆さん気合いの入っている、ウェンディだけは二人のことを心配している。
「絶対大丈夫だよ!!」
そんなウェンディにハッピーが言う。
「どうしてそういい切れるのだ?」
「オイラ信じてるんだ。ナツは絶対大丈夫だって!!」
リリーの質問にハッピーは手をあげて答える。
「じゃあルーシィは?」
「ナツが大丈夫ならきっと大丈夫だよ!!」
「ハッピーらしい答えだね〜」
シャルルがルーシィのことを聞くとハッピーはそう言い、それを聞いたセシリーが楽しそうに言う。
「ウェンディ、ナツさんとルーシィさんが大丈夫じゃないわけないだろ?」
俺はうつ向いているウェンディの肩に手を置き、そう言う。
「うん!!そうだよね!!」
ウェンディは顔を上げ、笑顔でそう言った。
「ああ、俺もそんな気がする」
「ミラも絶対大丈夫だ!!」
「そう信じるのが漢!!」
グレイさん、ウォーレンさん、エルフマンさんがそう言う。皆さん、仲間を信じて疑わないのが妖精の尻尾のいいところだよなぁ。
「めでてぇ奴らだぜ」
ガジルさんは一人冷静にそう言うけど、ナツさんの強さはガジルさんもわかってるし、実は内心では 二人が無事なのを信じてる気がする。
「我がギルドが大陸に誇る天馬!!魔導爆撃挺クリスティーナ改よ、ゼントピア大聖殿へはもう少しだぁ!!メェーン!!」
先頭に立っている一夜さんがその視界にゼントピアを捉えたようだ。
俺も少し前に行き前を見る。そこには、ゼントピア大聖殿とその上にある無限時計が見えた。
「あれが・・・」
「やたらでけぇなぁ・・・」
エルフマンさんの言う通り、無限時計はもはや時計ってレベルじゃなく大きい。あれって本当に時計なのか?
「ん?」
俺は途中であるものを見つけた。それは、評議院の検束部隊が大砲を構えて無限時計から下ろされている鎖を撃とうとしていたようだった。
「あんなので意味あるのかな?」
俺は目を使ってその様子を見てみることにした。すると、隊長らしき人物が大砲を放とうと合図しようとした時、その隊長が子供
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ