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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
時のスパイラル
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「行け・・・友よ・・・メェーン!!」

一夜さんを乗せたクリスティーナ改は、タコと共に大聖殿の下へと落ちていってしまった。

ドゴォン

クリスティーナ改が見えなくなったと思ったら、爆発音と黒い煙が俺たちのいるところから見える。

「「・・・・・」」

黒い煙を見て押し黙ってしまうウォーレンさんとガジルさん。

「「一夜さん・・・」」

俺とウェンディは落ちていった一夜さんを心配してそう呟く。

「あの野郎・・・カッコつけやがって!!」

グレイさんも落ちたクリスティーナ改の方を見てそう言う。

「漢の中の漢!!」

エルフマンさんは一夜さんの男気に涙を流している。

「どんなに危険な目に会っても、しぶとく生き延びるのが一夜だ。我々は、ナツとルーシィを助けに行くぞ!!」
「「「「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」」」」

エルザさんの言葉に力強く返事をした俺たち。俺たちは一夜さんの思いも受け継ぎ、大聖殿へと向かって進み続けた。


























数分後・・・

「着いたようだな」
「ですね」

俺たちはようやく壁を登り切り、大聖殿へと侵入した。

「!!」

俺たちがナツさんたちを探そうと走っていると、ウォーレンさんが突然立ち止まる。

「どうした?」
「ギルダーツの声が届いた!!」

ウォーレンさんは念話によって、先にこちらに来ていたギルダーツさんから情報が入ったらしい。

「大司教は枢機卿のラポワントに、操られていたらしい!!」
「何!?」

ウォーレンさんの言葉に俺たちは驚く。

「それと、ナツがラポワントのことをマスターゼロがどうのこうのって・・・」
「マスターゼロだと!?」

俺たちはマスターゼロという言葉に反応する。六魔将軍(オラシオンセイス)のマスターまで出てきたのか?

「急いでギルダーツのところに向かうぞ!!」
「「「「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」」」」

俺たちは事情を知るため、ギルダーツさんたちがいる大司教の部屋へと向かった。







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