第4巻後編
更識家は記憶共有者×簪の新たな機体
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者は確認出来ていない。だが更識家の者らである誠と奈々は、確かに次元パトロール隊の者だと感じ取る事が出来るがまさか現当主である楯無と簪もなのか?
「現当主である楯無と妹の簪は、ナンバー13の外史から脱出したIS関連の者らが織斑少将の元へと行った事で記憶が改竄されたのかと思われます」
「なるほど、道理で楯無と簪はここにいるセシリアとシャルに似た感覚があったのか。それで?俺らとお喋りに来た訳では無いのだろう」
「お察しが早いようですので、ストレートに言うと更識家とブラック・シャーク隊との連携と共に簪を入隊させたいのです。流石に楯無は無理でも簪なら入隊は可能かと思いまして」
「私はつい最近になって覚醒したの。ちょうどハイジャックされた時にね、お姉ちゃんも同じ時期に覚醒したらしいの」
「私の場合は、一夏さんと空港で出会ってから覚醒したんだけどね」
そういう事だったんで、桜花にグリーン司令を呼んで来いと指示後に来たら即刻辞令と制服と道具を持ってきたグリーン司令だった。既に配属先もブラック・シャーク隊となっているが、表では更識家との友好同盟を結んで互いの事を名前で呼び合う事になった。俺だけは年上なので、自動的にそうなったが問題は簪のISだった。日本の代表候補生から軍属となったので、日本政府から正式にISをこちらのモノとなった。
「簪ちゃんよく似合っているわ」
「ありがとうお姉ちゃん、あとはISだけだよ。それにしても良かったの?お父さんとお母さんは帰っちゃったけど、お姉ちゃんはここにいてもいいの?」
「大丈夫だって、私はロシア代表操縦者でもあるけど味方なんだから。それにしても覚醒前は知らない事ばかりだったけど、まさか一夏さんが私らの上司だったなんて今も驚きよ」
「それに関しては私らも驚きはしましたが、今回からはイレギュラーな事が起こると一夏さんから聞いてはいましたわ」
「僕もだけど、まさか今回から他の記憶共有者で次元パトロール隊の者だったとは。流石の僕や一夏でも驚きだよ」
今セシリア達がいるのは、国連軍日本支部の食堂にいた。話終わった後、ここを案内するとセシリアとシャルにより国連軍内への案内をしていたら昼食の時間だったから来てみると、本当に他の軍とは違うような感じとなっていた事に驚いていた楯無だった。米軍やヨーロッパ軍では男性差別が酷いと聞いていたが、ここでは男女共通になっている事自体が不思議だったらしい。
「そういえば簪ちゃんのISをどうするの?」
「それなら心配には及びませんわ。こちらの軍属となったからには、こちらの規格に合わせるのでコアから創り直しています。無論私とシャルロットと同じようなシステムを入れた新たなISですわ」
「国家代表候補生である前に軍属となった事で、僕らのISも
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