第4巻後編
更識家は記憶共有者×簪の新たな機体
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では無さそうだ。
『更識家の者達で、元々ブラック・シャーク隊の者達と会合をしたかったらしいですが、織斑大佐・・・・失礼しました。織斑少将からなかなか招待状が無かったため、こちらから来たとの事です』
「げほげほ・・・・そういえばそんな話があったな。だが最近昇進してから忙しかったから、そんな事すら忘れていた。更識家の者達には、そちらに桜花達を行かせるのでしばらく待ってほしいと言っといてくれ」
『了解しました』
電話を終えてから、書類とかはあとでやろうかなと思ったが劉零が代わりにやってくれるらしいから、俺は桜花らを国連軍日本支部の正門付近にいる更識家を会議室に連れて来いと伝えた。それと今ここにはセシリアとシャルがいるので、仕事が一段落したので一緒に待っていた。セシリアとシャルは学生でもあるが、現在は軍属となっているので桜花らと共に昇進してから毎日のように仕事していた。
「更識家ってもしかして簪さんの家でしたわよね?」
「そうなんだけど何でここに来たのかが分からない」
「もしかして日本に帰る前のメールにあったんじゃないの?」
「そういえばあったような?履歴を見てみると・・・・確かにそう書いてあるな。父親と母親がぜひ俺に会いたいと書かれているが、目的が今一分からない」
小型端末でメールを読み返してもよく分からない状況だったが、会ってみると分かるかもしれないと思ってしばらく待っているとノック音がしたので入室許可を出した。桜花らが先頭に立っていたが、私服姿の大人二名と楯無と簪が制服姿で来た事で俺らは立ち上がって敬礼した。
「一夏久しぶり〜」
「久しぶりだな簪。だが今の俺は国連軍少将織斑一夏としているからな」
「昇進したんだ。それにセシリアとシャルロットも昇進したんだね」
簪は俺を見た瞬間にこちらに来たが、今は更識家の者らと一緒にいさせた。
「おやおや織斑大佐から少将へと昇進したのですか。これは次元パトロール隊第4課としては、嬉しい限りですな」
「なぜ次元パトロール隊の事を知っているんだ?もしかして記憶共有者か?」
「はいその通りでございます。私の名は更識奈々と申しますが、いつも私の娘らがお世話になっています。そしてこちらは更識誠、更識家の前当主ですが名前を聞いて思い出せませんか?」
「なるほど・・・・別の俺から聞いたが、他外史では記憶共有者のバーゲンセール状態だと聞く。誠と奈々は、元々第4課の者だったが別外史では第0課として働いていると聞いたな。まさかとは思ったが、セシリアやシャルとブラック・シャーク隊以外の者と接触するとは思わなかった」
ここではまだ次元パトロール隊第0課という事はまだ無い状態で、次元パトロール隊の者らがここに来ている事はブラック・シャーク隊以外の
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