暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第106話 そうだ、大胆にいってみよう!
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〜第50層 アルケード エギルの店〜
レイナ達が結婚して約1週間が過ぎ去った後。
エギルの店でテーブルに向かい合って座っているのは2つの影。神妙な顔つき……と言うより悲しそうなそんな感じがする1人と真剣に話を聞いている?と思える1人。
「え、えっと……、リュウキくん……私に内緒で何か色々としてるみたいなんです……」
「ホウホウ……」
真剣な表情……をしてたんだが、途端にふにゃりとそれを崩した。
「あっはは〜、レーちゃんが話があるって言うかラ、何かと思えバ」
「ぶーー!わ、私は本気で不安なんですっ!! 聞いても、教えてくれないし……!」
「まぁまぁ、落ち着きナっテ。新居に移って1週間目!……倦怠期なのカ?」
「け、倦怠期っっ!? そ、そんな事……無いって思う、思いたいです……」
表情を更に落としてしまう。
……話からわかるとおり、アルゴとレイナの2人である。あの昔話をしていた2日後の事。今度はレイナがアルゴに会いに来ていたのだ。内容は、さっき言ったとおりの事。
「ソレに、レーちゃん。結婚シたんダカラ、ストレージ共通化で、大体何してるカはわかるダロ? 判らないノカ? 結婚システム、オレっちは使ったこと無いからはっきりとは言えないガ」
情報屋として、その様なリスクは背負うのは今のところ無理だとアルゴは思っている。……と言うより、そんな相手がいないと言うのが正しいだろう。いや、……1名程いたんだけど、もう無理になってしまったから。
彼は両想いになってしまったから。
だけど、アルゴは略奪愛をするつもりは無いようだった。目の前の彼女は……本当に良いコだから。
非がない、と言える程に……。苛めたい〜と言う気持ちは湧いても、悲しませる様な事は出来ないのだ。
「えっと……、40〜50層くらいで、アイテム集めをしてるみたいです。あ、61層にいったみたい……。共通アイテム領域にアイテムが増えていくから、それは判るの……見ちゃうのはちょっと悪いって思うんだけど……」
「ほほぅ、ナラ何か作りたイ物でもあるんじゃないカ?」
「んー……多分、敵のレベル帯とかリュウキくんからしたら、全く問題ないし……、リュウキくんに限ってそんな心配は無いって思うんだけど……」
「なら、イイじゃないか」
「でも!心配なのっ!気になっちゃうの!!」
「なら、本人に聞けばイイじゃないか?」
「ぅぅ……、で、でも……」
レイナは、最終的にはもじもじとしだしてしまった。
結婚してこれまでで、隠れて何かした事もされた事も無かったから……どうしていいか、判らない様なのだ。
「ハハっ! ほんっと、可愛いナァ! レーちゃんは」
「むーー!! わ、私、本気なんですってば!」
「ダイジョーブダイジ
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