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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第106話 そうだ、大胆にいってみよう!
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ョーブ、リューは、レーちゃんにゾッコンだって! 心配するダケ損ダヨ」
「あぅ……///」
そう言われたら、やっぱり赤くなってしまうけれど……、それでも。
「ホレ、オレッちも色々とあるから、モウ良イか?」
「あ、アルゴさんっ、何か情報があったら、買いたいんですよぉ……」
「むむ、情報の売買の話なら、オレっちも聞いてやりたイ所ダガ……知っての通リ、リューごとの情報は、位置情報とかは別だが、基本、取り扱わナイんダ。事務所が有名タレントを失ウも同然の可能性は1%デモ絶たないといけないしナ?悪イが判ってくレ」
「ぅ〜……」
レイナは項垂れてしまう。
アルゴの情報の中で、絶対に取り扱わないのがリュウキ関係の情報、それは周知の事実だ。あの昔に話題となった、《白銀の勇者》の話から一切無くなってるのだ……。位置情報等は、リュウキの承認を得てから教えたりしている様だけど、それ以外は皆無なのである。金銭を釣り上げていけば何とかなりそうな気もするが、ここアインクラッドにおいて、リュウキの価値以上の金銭を出せるプレイヤーはいないから、それも不可能なのだ。リュウキの齎す利益はそれだけの価値があるのだから。
「オレっちが言えるのハ、さっきも言ったガ、リューなら大丈夫って事くらイだ。レーちゃん。じゃ、本当に予定、入ってルから、またナ〜」
「うぅ……うん……」
レイナは、手を振るアルゴにとりあえず答え、そしてアルゴはエギルの店を後にした。エギルにも相談をしようか……とも思ったが、なぜだろうか、今の時間帯は結構客入りも良いらしく、忙しそうなので 声をかける事をためらってしまうのだ。それに、信頼してるけれど……やっぱり聞きづらかったりもする。……異性だと。
「はぁ……どーしよーかな……」
レイナは暫くたそがれているのだった。
一方店を出て行ったアルゴはと言うと。
「ムフフ、可愛いから意地悪しちゃいタイ衝動に苛まれちゃってネ。でも……今回はリューにも頼まれてるシ、言えないんダ。悪いナ、レーちゃん」
アルゴは、今回のリュウキの件、勿論知っている。彼が何をしているのかも勿論だ。アルゴにそれを聞いたのだから。……勿論、口止めもしっかりとして。
「リューから、口止めされたラ言えなイヨ、絶対。オレっちもリューには嫌われたくナイからナ〜」
以前合った事だけど、あれは相当堪えたのだ。
事あるごとに無視をして、目も合わさない、話さない。……女の子なら誰しもそうだろう。興味の無い相手ならともかく……。
「頑張れ、レーちゃん。もうチョットの辛抱ダって、ニヒヒ」
アルゴは、そうつぶやくと転移門へと向かっていった。
〜第48層 リンダース・リズベット武具店〜
「……
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