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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第105話 料理への想いと鼠の初恋
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いた。
その内容は、料理スキル情報についてだった。スキルは、着々と上がっているけれど、速度が滞ってしまっていて、何か情報がないか?と思ったのだ。
「料理スキルの情報? レーちゃんはモウ大分鍛えらレテるって来てるシ、必要なのカ?」
アルゴは、それを聞いて首を傾げた。レイナやアスナ、血盟騎士団の双・閃光の2人が料理のスキルを得るために頑張ってるのは周知の事実だ。そんなスキルを上げてるプレイヤー自体少ないし、2人は有名だから色々と出回っているのだ。……一応言っておくが、リュウキやキリトがアルゴに売ったわけではない。
「えーっとね……、スキル熟練度自体は上がってるんだけど……ほ、ほら? レアな料理道具とか、イベントで、手に入る様なスキル、エクストラスキルとか、無いかな〜? って思って。もっともっと上達したいから……」
レイナは少し顔を赤くさせながらそう言う。
間違いなく、誰かの為に頑張ろうとしているのは一目見ただけで明らかである。アルゴはそんなレイナを見て、ニヤリっと笑い。
「ふっふーん♪ レーちゃんは欲張リだナ^^ 既にソンナにあるのに、まだ求めルとはネー」
「う〜、な、なんで笑うのよっ! 私だって、料理が上手になりたいって思うんだよっ! 女の子なんだからっ!」
「誰カの為にっ……いやー、イイね。青春ダネー、おネーさん、羨ましいヨ! 悶えちゃうヨ」
「も、もうっ! 何よ〜!! 情報が無いなら無いで良いよっ! 情報屋でも判らないことが合ったって不思議じゃないしっ! 地道にがんば……ッ!?」
レイナが最後まで言う前に、アルゴは人差し指でレイナの口元に宛てがった。そして、真剣な表情をしてレイナに言う。
「おおっと、流石のおネーさんも、そいつハ聞き捨てナラないネ? 誰も無い、なんて言ってないヨ」
「えっ?? ほんとっ?」
レイナの表情はぱーっと明るくなる。それを見たアルゴは頷き、そして椅子に座ると。
「教えても良イけど、レーちゃん。アーちゃんは良いのカナ? 一緒に鍛えテルンだろう?」
「あ、お姉ちゃん? ん〜……お姉ちゃんはギルドの仕事がちょくちょく入ってて、今は時間が合わないんだ。だから、私がやってみてから教えてあげるつもりだよ」
「オー成る程、アーちゃんも頑張ってルんだネ。青春青春♪」
勿論、アルゴはアスナがキリトの事を少なからず想っている事は知ってる。レイナ程、あからさまでは無いにしても……流石は姉妹。見たら一目瞭然な所もあるから。
「それで? お金なら払いますよ。幾らですか?」
「イヤイヤ、情報代は要らなイ。その代わり、オレっちも連れて行って欲しいんダ」
「え? アルゴさんも?」
これまでに、クエストの情報、マップ情報等をアルゴに聞いた事はあっても、
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