暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第104話 大切な親友
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「……料理は人を笑顔にするから。今日はリズさんとリュウキくんとだね?またお姉ちゃん達や、他の友達とも一緒に皆で食べたいかな?」
「レイ……ふふ、そうだね?現実世界でもこうやって食べたいな。ほら、確かエギルって現実でも店を経営してるって言うし、OFFしようよ。そこ貸し切ってさ?」
「あはっ! 良いね? それっ♪」
笑顔の絶えることのないクッキング教室となった。
最終的にはリズが作ったのは10%の成功率を執念で成功させて作った食後の後のデザートのケーキ。
それだけだったけど、良い。レイナも笑顔で、リュウキも笑顔になったから。
……友達と言うより、親友だ。
歳が少し違っても、間違いなく……レイナは、大切な親友。リュウキも勿論。
今日は本当に良い日だ。
今朝沈んでいたのが嘘だと思える程に……。
「ふぅ……美味しかったよ、リズ。ありがとう。ご馳走様」
「あーうん。お粗末さま〜(殆どレイが作ったんだけど……)……あ」
リズはそう思った時、リュウキが美味しそうに頬張っているケーキを見て表情を綻ばせた。あれは間違いなく自分が作ったものだから……。
「さてっ、今日はさ? 折角だから記念撮影しない? レイが見事にリュウキを懐柔!! その幸せのお零れを受け取れた、ちょっぴり幸福になったリズちゃんとの写真っ!」
「あ、あうっ〜〜/// も、もぅリズさん!?」
「あはは、じょーだんじょーだん。ほら、リュウキも来て。まさか写真やだ! なんて言わないよね?」
「ん。言わないよ。ただ……」
「ただ?」
次のリュウキの言葉に、リズはちょっと戸惑いを隠せなかった
「写真……撮った事無いんだ。これまでで」
「……へ?」
それを聞いてだった。
これまで……と言う事は、現実世界でも?
学校とかで顔写真だって取ると思うし、それすらも撮った事が無いのか?と色々と頭によぎったが……、直ぐに頭を振った。
リュウキの経歴は少しだが知っている。
彼はプログラマーと言う話を訊いた事があるし、事情があって、他者との接触を絶ってきていたんだ。もう、この歳で働いているし、写真だって撮る必要がこれまでに無かったんだろう。信頼してる人と一緒とは言っても、一般家庭の様にはいかなかったようだ。
「そっか! なら、それも記念にしちゃおう! リュウキ、初撮影記念にさ?ほら記録結晶もあるから!」
「あはは、そうだね? これからも沢山撮ろうっ! リュウキくんっ」
レイナもその事は知らなかったんだ。今日初めて知った。……これからも、思い出を沢山作っていこうと心に決めた瞬間でもあったんだ。いろんな所で、記念撮影をしようと。
「ほらー撮るわよー? セルフタイマー機能があるから、あ
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