リアルナイトメア
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「お嬢さん、失礼ですが・・・」
「「「「「?」」」」」
俺たちが頭を悩ましていると、突然聞き覚えのない声が聞こえる。俺たちがそちらを向くと、そこには四人のおじいさんがいた。
「誰?」
「わかんない」
俺とウェンディが見覚えのないおじいさんたちを見てそう言うと、ハッピーが突然叫ぶ。
「あーーーー!!『実は実は』の人たちだ!!」
どうやらハッピーの知り合いのようだ。てか実は実はの人たちってなんだよ。
「どちら様ですかな?」
ハッピーの説明では意味がわからなかったマカロフさんが問う。
「実は私たちは考古学協会の者です。実はルーシィ・ハートフィリア様にお会いしたいのですが実は」
なるほど、実は実はの人って実はが多い人ってことだったのか。
「ここではなんですので」
「中にどうぞ」
俺とウェンディがそう言い、考古学協会の方たちをギルドの中へと招き入れる。
「ルーシィに何のようだ?」
ギルドに入ると、マカオさんが腕を組んで考古学協会の人にそう言う。
「あなた様は?」
「俺はここのマスター、マカオってもんだ。用件は俺が聞こう」
「実は実は」
「とても大事なお話なのです。ルーシィ様に直接お話を」
「さよう!!あの空に関係することなのです」
マカオさんが用件を聞こうとしたが、考古学協会の人たちは直接話したいと言い、内容を教えてくれない。
「ルーシィはナツと一緒に、新生六魔将軍に捕まったんだ」
「どちらかと言うと、ナツくんの方がオマケみたいな話だったけどね」
ハッピーとセシリーが考古学協会の人に説明する。
「なんと!?」
それを聞いた考古学協会の人たちは驚く。
「話してもらえないか?我々も、少しでも情報が欲しいのだ」
エルザさんは四人に対してそう言う。あの空についてのことってことはつまり無限時計についてってことのはず。もしこの人たちが何かを知っているのなら・・・
「事態が動き続けている今、隠す理由もないようですな、実は」
そう言うと、考古学協会の人は全員に顔が見えるように立ち直る。
「皆さんはウィル・ネビルの名はこ存じですね?
実は私はジャンリュック・ネビル。ウィルの曾孫です」
「「うぇぇぇぇ!?」」
ジャンリュックさんの話を聞いてハッピーとセシリーが驚きの声を出す。
「また唐突な話だな」
エルザさんもジャンリュックさんの言葉に驚き気味にそう言う。
「実は実は、ルーシィ様のお父上、ジュード・ハートフィリア様とも懇意にしておりました」
「ルーシィの親父さん・・・」
「ここに来て、ようやく話が繋がって来ましたね」
グレイさんと俺はそう言う。ジャンリュックさんは帽子を
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