いやぁ、賊は強敵でしたね(ハナホジー)
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
この世界は可笑しい。いや俺が来るんだから可笑しいのは当然なんだが。
幼女、幼女である。いや登場人物は皆18歳以上でしたね、幼女じゃなかったね☆
…村に帰りたい。大分余裕がなくなってるわ。
「わ、私たちを戦列にお加えください!」
「く、ください!」
三顧の礼とかなかったんや…あと鳳統って誰や?
もういいや…ちょっとここからいなくなりたい。女臭いもん。
「か、必ず役に立ちますから!」
「ましゅ!」
ひでーな劉備、仲間に入れてやれよ。意識を戻すと目の前に幼女ズ。
え?何?俺に言ってるの?
周りを見ると不安そうな劉備と微妙そうな顔した関羽と、不機嫌な次郎。えー。
彼女たちの話はこうだ。
私塾を卒業したが就職難で勤務先がない。そんなところで最近名を上げてる勢力がいる。
しかも人手不足の人材不足。これ採用ですわーって感じである。うんうん鶏口牛後ってやつね。これ多分、意味違うけど。
「俺では君たちを扱いきれない。」
適当な理由をつけて断る。こんなのと一緒にいたらSAN値が0になってしまう。
劉備のとこで働くといいよーって流しておく。
「え?劉備さんは絶郎さんの部下じゃないんですか?」
「Oh……」
まじか、そんな認識なのか。あ、そういや義勇兵の中にもそんなこと言ってた奴いたな。
それを聞いて怒ったような顔をする関羽、だがすぐに複雑そうな顔になった。
君たち、あんま活躍してないもんね。いや何もしてないわけじゃないけどさ。
「私はそれでもいいんだけどなー。」
ほやんとした劉備がとんでもないこと言い出す。
ふざけんなコラ。お前らと俺らは作品が違うんじゃないかってくらい作画が違うぞ。
絶対浮くだろ。いやだよ恥ずかしい。
(ふざけてる場合じゃねーな。)
ここらで劉備たちとは別れようと思ったのにな。別れたら孔明たち着いてきそうだし。
何とか劉備に仕えることに納得したみたいだけど、俺と劉備が協力関係になってるだからだろうし。
むむむ、何か上手くいかんなー。劉備たちが強かったら、全然おkなんだけど。
関羽とか張飛とか家の兵より多少強い程度だし、女にしてはすごいんだけどさ。あ、指揮できるのはでかいか。
何か関羽が不満そうだな。張飛も幼女だし、いてもいいだろ。
このままだと俺で面倒みろやと言われかねん。フォロー頼む!ダニィ!?自分でやれだと!?
「この子たち将来丞相になる子達だし、仲間にしないと損しますよ。」
「じょ、丞相ですか……?」
「はわわ…」
はわわって何だ舐めてるのかコラぁ。
「それほどの才を持っていると言うのですか?」
「うん。もうやばい。孫子とか目じゃないくらい。全部孔明の罠だで済むレベル。」
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ